【2023】Zoomでできるリモート懇親会向けのゲーム/レクリエーション14選

リモートワークのデメリットのひとつは社員同士のコミュニケーションが少なくなること。新入社員の研修や懇親会がなかなかできずに困っている企業の人事担当者も多いでしょう。この記事ではリモートワーク中でも可能なオンラインのゲームやレクリエーションを解説します。

アフターコロナとなり、リモートワークを取りやめる会社が増えていますが、その理由の一つが「社員同士のコミュニケーションが取りにくいこと」だと言われています。しかし、Zoomなどのオンラインツールを使ってリモート懇親会を行うことも充分可能です。

この記事では、Zoomでできるリモート懇親会の具体例と楽しみ方を画像つきでご紹介します。
 
 

オンライン懇親会でリモートのゲーム/レクリエーションを行う方法

オンライン懇親会のゲーム/レクリエーションのジャンルは主に以下のように分けられます。

・イベント系
・ブラウザゲーム/アプリ
・ボードゲーム/カードゲーム
・推理/謎解き系
 
 

【前提】Zoomを用意する

前提としてZoomを使用するため、自分自身が主催者である場合には、Zoomアカウントの作成や、アプリのインストールを行いましょう。ゲスト参加の場合は、招待リンクからブラウザで参加することも可能です。
 
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スマホアプリで会議を主催したり、参加することも可能です。新規でアカウントを作成する場合は「サインアップ」を選び、既にアカウントを持っている人は「サインイン」からログインを行いましょう。スマホアプリの場合もPCと同様に、ゲスト参加の場合はアカウントの作成は不要です。

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Zoomで自分の声や映像を相手に届けるには、カメラやマイクへのアクセスをアプリに許可する必要があります。【左】スマホアプリの場合、会議に入ったらポップアップが出るので「OK」をタップ。【右】オーディオは「WiFi または携帯のデータ」を選択して設定しましょう。

イベント系 :「ゴチバトル」などが可能

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いわゆる「ゴチバトル」や「格付け」といったテレビ番組で人気の企画をオンラインで楽しめるサービスがあります。こうしたイベント系ゲームは多くの人に馴染みがある上、非対面でも商品の価格予想や価値観などを通じてその人の性格や考え方のクセなどが見えます。会ったことがなくても、人となりを周囲の人が理解できるきっかけとなるでしょう(画像は「ゴチバトル」「格付け」公式サイトより)

ブラウザゲーム・アプリ:他の参加者を招待したり画面共有して遊ぶ

画面共有をできるブラウザゲームやアプリでも参加者と交流を深めることができます。
たとえば、オンラインボードゲーム「コードネームオンライン」や「ワードウルフ(あるある人狼)」など、参加者を募って遊べるオンラインゲームがおすすめ。
 
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コードネームオンラインはチーム対抗戦ゲームで、ひとりがルームを作り、そのルームのURLを共有することで招待することができます。(画像はコードネームオンライン公式サイトより)

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ワードウルフは単語を使った人狼のようなゲーム。4人以上いればプレイ可能です。(画像はワードウルフ公式サイトより)

単なるオンライン懇親会は「1人が喋っているのを他の人が聞いている状態」になりがち。しかし、こうしたオンラインゲームは全員が参加する感覚を持つことができ、より交流が深まります。
 
 

ボードゲーム・カードゲーム:シンプルなルールのものがおすすめ

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ボードゲームやカードゲームの中には、誰かひとりがカードを持っていれば、Zoomなどで遊べるものもあります。代表的なゲームは「ito(イト)」や「インサイダーゲーム」。オンラインでも快適に遊ぶことができます。画像引用元:Amazon(一部編集部にて加工)

推理・謎解き系:テーマや台本があれば遊べるシンプルさがおすすめ

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謎解きや推理系のゲームは、参加者にテーマや台本が伝わっていればZoomでも楽しめます(画像は「リモ謎」公式サイトより)。

イベント系:リモートでできるおすすめゲーム/レクリエーション

リモートでできるイベント系のゲームやレクリエーションについて詳しく説明していきます。
 
 

【1】ゴチバトル:バラエティ番組感覚で楽しめる

ゴチバトルONLINE」は、イベント会社側が前日もしくは当日にクール便で料理を宅配。参加者は料理の紹介動画を見ながら実食して金額を予想し、チャットで合計金額を一斉送信するというゲームです。
 
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ゲームの進行は幹事に送られる動画が行ってくれるので、リソースがなくても高クオリティの懇親会を行うことができます。また、参加者はゲームをしながらおいしい食事ができるため、オンライン研修後のご褒美の懇親会としても利用することができます。

【2】格付けバトルONLINE :社員同士のコミュニケーションが活発に

格付けバトルONLINE」は「俳句」「紅茶」「絵画」「牛肉」の4種類の題材から参加者が一流品を見極めるというバトル。「紅茶」「牛肉」の場合はイベント会社が参加者に送付してくれます。
 
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参加者は自由に話し合って自分が思う「一流品」を決めることができるため、自然と社員同士のコミュニケーションが活発に。バトル形式ではなく、全員で「一流品」を導き出すというルールにすると、より結束力が高まることもあります。

【3】オンラインビンゴ大会:景品を狙うワクワクも

ビンゴ大会は誰でもルールを知っていて、上位は景品を狙えるチャンスがあるのでワクワクするもの。たとえば無料で利用可能なビンゴアプリ「THE BINGO」を参加者全員でシェアし、主催者は景品を用意しておくのがおすすめ。
 
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景品はなるべくかさばらないものにすれば、後日出社した際に手渡しすることも可能でしょう。「当てるの早かったね」といった話題で盛り上がることもできます(画像は「THE BINGO」公式サイトより)。

 

【4】オンラインクイズ大会 :自社にまつわるクイズもおすすめ

Zoomでは、特定の相手にだけチャットを送ることができる機能があります。この機能を利用してのオンラインクイズ大会もおすすめ。クイズに対し、参加者は出題者を指定してテキストで自分の答えを送れば他の参加者に答えを知られずに済みます。

なお、内容は自社に関するものや業界に関するものなどがおすすめ。社員の会社に対する知識がさらに広がるでしょう。
 
 

ブラウザゲーム/アプリ編:リモートでできるおすすめゲーム/レクリエーション

リモートでできるブラウザ系ゲーム、アプリとして、「コードネームオンライン」や、「ワードウルフ(あるある人狼)」をご紹介します。
 
 

【5】コードネームオンライン:結束力の向上

コードネームオンライン」はルームを共有すれば音声チャット、ビデオチャットのどちらでも遊べるブラウザゲームです。
 
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赤と青の2チームに分かれ、25枚のワードカードから自分のチームの正解カードを当てていくコードネームオンライン。同じチームになった人との結束力を高めることができます。プレイ人数は最大64人までで、アカウントを登録しなくても遊ぶことができます。

【6】あるある人狼:1ゲーム5分ほど

ゲームアプリ「ワードウルフ(あるある人狼)」はゲームマスターが村人(多数派)の単語と人狼(少数派)の単語をそれぞれ決めて参加者に配布。参加者はチャットで話し合いをしながら、少数派の単語がなにかを探っていくというゲームです。
 
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「あるある人狼」は参加者のアカウント登録が必須。4人以上いればゲームを始めることができ、1ゲーム5分程度で気軽に遊ぶことができます。

【7】ガーティックフォン:相手の意図を汲む練習にも

ガーティックフォン(Gartic Phone)」は、それぞれ個別に出た文章でのお題に対してイラストを描き、それをまた文章で表現するという、文章→絵→文章→絵の伝言ゲーム。
 
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絵の上手さ、下手さ、表現などで盛り上がることができるのはもちろん、相手がなにを描こうとしているのか、伝えようとしているのかを考えることで、遊びながら「相手の意図を汲む」という練習にも繋がります(画像は「Gartic Phone」公式サイトより)。

ボードゲーム/カードゲーム編 | リモートでできるおすすめゲーム/レクリエーション

ボードゲームやカードゲームは全員がその場に揃っていないとできないと思われがちですが、主催者ひとりが持っていればビデオチャットでゲームが成立するものも多くあります。
 
 

【8】ito(イト):協力型ボードゲーム

ito(イト)」は参加者が1~100までの数字をランダムで所持し、その数字の大きさをテーマに沿って表現するというボードゲーム。

リモートの場合、まず全員に目を閉じてもらい、itoを所持している人が1枚ずつカードをカメラに向かって表示し、参加者のひとりに見てもらいます。この方法で全員に数字を把握させてゲームを進めていきます。
 
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たとえば「無人島に持っていくもの」というテーマでは、もっとも必要ないと思われる「クレジットカード」が弱い数字である「1」。もっとも必要な「無線機」が強 い数字である「100」になります。誰かひとりが勝つゲームではなく、全員で力を合わせて数字を導いていく協力型ゲームです。

懇親会の場合、
・便利なオフィス用品
・社員旅行で行きたい場所
・楽しい社内行事
など、会社に絡めたネタでも盛り上がるでしょう。
 
 

【9】インサイダーゲーム:短い時間で何度も遊べる

インサイダーゲーム」は4~8人用のボードゲーム。お題を知っているマスターに参加者が質問を重ねていき、そのお題を導き出すというルールですが、参加者の中にひとりだけ「インサイダー」が紛れ込んでいて、正解にまで誘導します。ゲームが終わったら誰がインサイダーなのかを全員で議論し、正体探しを行うというゲームになっています。
 
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リモートの場合は「インサイダーゲーム」を持っている人(オーナー)がPCとスマホの両方をビデオチャットに繋ぎ、スマホの方はカードが、見える手元を映すようにします(画像はオインクゲームズ公式noteより)

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オーナーは参加者に目を閉じさせ、自分も見えないようにして他の参加者に役割カードに書かれた役割を表示させてゲームを進行させます(画像はオインクゲームズ公式noteより)

短い時間で何度も遊べるゲームなので、その分参加者の距離も縮まるでしょう。
 
 

【10】はぁって言うゲーム:意外な一面を知れるきっかけにも

はぁって言うゲーム」は、お題として出された一言を、プレイヤーが声と表情だけで演じるカードゲーム。 実際にカードを持っている人(マスター)はインサイダーゲームのオンライン版のようにPCとスマホの両方をビデオチャットに繋ぎ、プレイヤーにカードを表示させます。

なかなか交流する機会がなかった社員とも「この人はこのシチュエーションではこんな言い方になるんだ」といった意外な一面を知れるきっかけにもなります。
 
 

【11】ベストフレンドS: 相手のことを考える時間が作れる

ベストフレンドS」は、出題者が出したお題に対し、「出題者が喜んでくれるはず」と思う答えを参加者が出すというゲーム。たとえば「楽しいと思うときはどんなタイミング?」というお題に対し、参加者は出題者が楽しいと思うであろうタイミングを考えて答えを提出。出題者がもっとも気に入った答えを出した参加者がポイントを貰えます。
 
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必然的にその出題者のことを深く考える時間が生まれるので、相手のことを知るきっかけとなります。出題者は持ち回りで、全員が出題者になればそのゲームに参加した人全員が自然と交流を持てるようになるでしょう。

推理/謎解き系:リモートでできるおすすめゲーム/レクリエーション

リモートでできる推理/謎解き系のゲームやレクリエーションを詳しくご紹介します。
 
 

【12】リモ謎:懇親会にぴったり

リモ謎」は、大人数参加型の謎解き脱出ゲーム。ビデオチャットなどで参加者同士協力しながら脱出を目指すことで社員の交流を深めることができます。
 
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所要時間は1時間~1時間半ほど、参加者人数に制限はないので、懇親会にぴったり。「リモート会議」がテーマになっているものもあります。

【13】マーダーミステリー:参加者同士の会話が活発化

マーダーミステリー」は人狼と似た推理ゲーム。殺人事件のシナリオに沿って、プレイヤーの中に紛れ込んだ殺人者を探していく内容になっています。
黙っていれば疑われてしまうので、自然とプレイヤー同士の会話が活発化し、ぐっと距離が縮まるでしょう。
 
 

【14】その他:ワールドカフェでディスカッションをするのもおすすめ

「ワールドカフェ」とは、リラックスした雰囲気の中で行う少人数の対話コミュニケーションのこと。議題は難しいものでなく、「玉子焼きは出汁巻き派? 甘め派?」など身近なもので十分。研修会で行ったテーマを議題にし、短く話し合うのもいいでしょう。
 
 

結局どのゲームがリモート懇親会におすすめなの?

Zoomを使ったリモート懇親会を14選をご紹介してきました。しかし、数が多いからこそ、どれを選んだらいいか分からない方もいるのではないでしょうか。あらためて、ゲームの選び方をご紹介します。
 
 

歓迎会などある程度フォーマルな場の場合

新入社員ないしは中途入社の社員は勿論、参加する「既に在籍している社員」の年齢層も様々であることが予測されます。またカジュアル過ぎたり、あまり多くの人に馴染みがないゲームをしても盛り上がりに欠けるかもしれません。
そのためオンラインビンゴ大会やオンラインクイズ大会など、年代を問わず開催しやすいゲームが良いでしょう。
 
 

カジュアルなリモート懇親会の場合

カジュアルな場であれば、「盛り上がる」だけでなくそのゲームを通じて参加した人同士の相互理解が深まるゲームが良いでしょう。
たとえば「ito(イト)」や「インサイダーゲーム」はそのゲームの中での回答や振る舞いに人柄が表れやすく、相手の色んな一面を知るきっかけとしても優れています。そのため特にこの2つのゲームはおすすめです。
 
 

まとめ

社員同士のコミュニケーションが取りにくい、リモートワーク。だからこそ、オンラインツールを使って積極的にコミュニケーションの機会を設けるべきだと言えるでしょう。社員の相互理解が深まり、繋がりが強化されることで、より良い組織やチームづくりに役立ちます。様々なサービスがリリースされていますので、シチュエーションに合わせて利用してみましょう。