最先端シェアオフィス『 WeWork 神谷町トラストタワー』訪問:東京タワーを見ながら仕事終わりにビールを飲む

世界39か国・780拠点以上、国内約40拠点を展開する「 WeWork 」。WeWork Japanはソフトバンクグループとの合弁会社としても有名で、国内では2017年2月に上陸。「起業家向けのシェアオフィスと言えば、WeWork 」というイメージをお持ちの方も多いのでは。

今回、在宅百貨では WeWork の国内の拠点の1つである『 WeWork 神谷町トラストタワー』を訪問。東京タワーを一望できる絶好のロケーションで取材をしました。
実際のラウンジの様子も交えて、レポートします。いわゆる「日本の会社のオフィス」とは全く雰囲気が違いますよ!
また後半では WeWork 神谷町トラストタワーに入居する企業の1つ、株式会社Faber Companyの社員の方々にも WeWork で働く魅力についてお話を聞きました。
 
 

『 WeWork 神谷町トラストタワー』訪問:東京タワーを見ながらビールを一杯

今回、筆者が訪問したのは 『 WeWork 神谷町トラストタワー』。最寄り駅は東京メトロ日比谷線の神谷町。駅からは徒歩1分の好立地です。ちなみに神谷町は六本木から一駅です。
 
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写真提供:WeWork Japan

神谷町、六本木は東京のシンボルである「東京タワー」もほど近く、 WeWork 神谷町トラストタワーの大きな窓から一望できます。
そして、 WeWork 神谷町トラストタワーのラウンジにはビールサーバーも完備。主要なビールのブランドは一通り網羅されています。
なので結果として、一通り取材を終えた筆者は東京タワーを見ながら仕事終わりにビールを飲むことができました。
 
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よく冷えていて美味しいビールでした。ちなみに WeWork は「ビールサーバーがある」ことからも分かるように、従来のシェアオフィスやコワーキングスペースとは趣きが違います。単に「仕事をする空間」である以上に、たとえば仲間と一緒にビールを飲んで交流するといった「絆が深まる機会を作ること」を重視した空間という印象です。

『 WeWork 神谷町トラストタワー』のエントランスロビー、ラウンジ

では早速、『 WeWork 神谷町トラストタワー』の中を見ていきましょう。まずは共用エリアであるエントランスロビー、ラウンジから。
 
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一目見て分かる通り、ほぼ「仕切り」がない開放感溢れる設計。もしかしたら写真だけだと伝わりづらいかもしれませんが、天井も高いです。照明も凝っており、いわゆる「日本のオフィスっぽい蛍光灯」は筆者が見た限り存在していませんでした。共用エリアでは入居している企業の社員同士が休憩がてらに談笑している様子が印象的。また外国人のビジネスパーソンの方も大勢いて、気軽に挨拶してくれる方も多かったです。共用エリアで仕事をしているだけでいろんな人との出会いがありそうです。

ラウンジはフリーアドレス、各社ごとの「専用オフィス」もしっかり完備

WeWork 神谷町トラストタワーは大まかに共用エリアであるラウンジと、各社ごとの「専用オフィス」に分かれています。
ラウンジ自体が多数あり、その時の気分に合わせて「今日はここで作業しよう」などと移動するだけでも快適。筆者のお気に入りエリアはここでした。
 
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臨場感ある波を描いたアートとソファのエリア。高級なカフェのような雰囲気のエリアで、ソファの座り心地はかなり良いです。ちなみに壁の絵はプリントではなく、実際にペインティングされたもののようでした。またこの絵の右側に扉がありますが、その扉の奥の方は入居している各企業のオフィスへと繋がります。

多くの企業が入居していることもあり各企業のオフィスの詳細までは今回はご紹介できませんが、「専用オフィス」として集中できる環境が整っており「集中するときは自社のスペース、リラックスしながら仕事をしたいときは共用エリア」と切り替えできるのが快適です。
 
 

会議室の使用感も良い

WeWork 神谷町トラストタワーには多くの会議室も用意されています。小会議室から大会議室まで揃っており、ビデオ会議などに使えるディスプレイも完備。
 
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筆者が便利そうだと感じた会議室の1つが、上の空間。5人から最大10名程度の会議に適したサイズ感の空間で、一番手前の席からでも奥のディスプレイの文字がくっきり見えます。また WeWork の部屋は「壁が透明」なのが特徴ですが、会議室は適度にすりガラスも使われており、外から覗き込まれることもさほど気にする必要が無いです。

その日その日で「一番集中できそうな席」を使える自由度がある

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後述しますが、筆者が話を聞いた入居企業の社員の方からは「今日はこの席で集中して仕事をする」「今日はラウンジでのんびり仕事をする」といった言葉が何度か飛び出していました。上はカフェのような雰囲気での作業イメージ。

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「今日はここで集中する」時の定番のエリアの1つは、上のようなブース。撮影のために扉を開けていますが、扉も閉め切って完全に「一人の時間」を作ることができます。たとえば「明日の重要な商談に向けて誰にも邪魔されずに資料を作りたい」時などに便利。またオンライン商談にも向いたブースです。

シェアオフィスのため、基本的には WeWork には「交流が生まれるエリア」が多いです。一方で「いまは集中したい!」という時にも使えるブースが多数用意されているのは、かゆいところに手が届いている印象です。
 
 

日本企業のオフィスに慣れていると空間の「透明度の高さ」にびっくり

筆者は新卒以来、「日本企業」でしか働いたことが正直に言ってありませんでした。雑居ビルに入居する企業のオフィスで働いたこともあります。こうしたいわゆる一般的な日本企業のオフィスと言えば「雑然とした印象」や「窮屈な印象」を持つ方も多いのでは。
 
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一方で WeWork はとにかく「窓が大きい」「壁が透明」「仕切りが無い」ため、窮屈な印象がありません。会議室から外の階段で上り下りしたり、談笑している人の様子が見えるなど空間の透明度の高さが印象的です。個別のブースなど一部を除いて、基本的に「どの部屋からでも外が見える」作りになっています。写真提供:WeWork Japan

オープンに、クリエイティブなアイデアなどを話し合える空間と言えるでしょう。
近年はテレワークも浸透しておりオンラインでドキュメントを共有すれば、たとえば事務的な作業などは対面せずとも十分に完結できます。
だからこそ「活発なコミュニケーション」こそが対面で仕事をする価値ではないでしょうか。コミュニケーションに価値を置いたオフィスである WeWork は「アフターコロナにおける最適な空間の1つ」だと感じられます。
 
 

カフェスペースや飲食スペースの品揃えも◎ | ヤクルト1000がたくさん

余談ですが WeWork 神谷町トラストタワーは、飲食エリアやカフェスペースの品揃えも充実。カップスープからプロテイン飲料、ヤクルト1000まで揃っています。忙しい日中はカップスープで済ませて、仕事が終わったらおつまみをゲット。仕事終わりにビールとおつまみで同僚と乾杯ができます。
 
 

実際に WeWork に入居している企業の社員に話を聞いてみた

取材に当たって、実際に『 WeWork 神谷町トラストタワー』に入居している株式会社Faber Companyの社員の方にも、ラウンジの共用エリアでお話を聞いてみました!
 
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株式会社Faber Companyは「日本の職人技と先端テクノロジーの融合」をコンセプトとするWebマーケティング支援会社。コンテンツマーケ・SEO対策ツール「ミエルカ」を提供している企業として有名です。在宅百貨では一部、同社の支援を受けていることから今回の取材が実現しました。

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事前にFaber Company社に許可を頂いた上で、ラウンジで社員の方にお声掛けをして質問するスタイルでお話を聞きました。とても多くの方にお話を聞くことができたので、その回答を順不同でご紹介します。

オフィスが綺麗なので来客の方に喜んでもらえる

「Faber Companyでは2020年に WeWork に移転したのですが、移転前は増えた社員数に対してオフィスがちょっと手狭で、特に繁忙期にはオフィスが散らかりがちでした。そうした時期にお客様からオフィスにお伺いしても良いですか?と聞かれると、もちろんOKとは答えるのですが来客を迎えるのがちょっと不安という面がありました。その点、 WeWork に移転してからはオフィスが非常に開放的ですし、ラウンジも充実しているのでお出迎えしやすいです。来客の方にきちんと行き届いた対応ができるようになったのは嬉しいことですね」
 
 

WeWork の行き届いた管理のおかげで「掃除」の時間が減って助かる

「2020年の移転前は赤坂にオフィスがあったのですが、自社でオフィスを持つと賃料だけでなく掃除ですとか、フリードリンクの補充ですとか意外と細々としたことに手間がかかりがちでした。その点、 WeWork に移転してからはそれらの管理も WeWork がやってくれるようになりました。掃除などは本当に最低限で済みます。業務に集中できるのが助かります」
 
 

仕事終わりにそのままビールで乾杯できるのが最高

「Faber Companyって、社員同士で居酒屋とかで飲み会をすることはあまりないんです。でもその分、仕事終わりに WeWork で提供されているビールを手にラウンジで乾杯することが多いです。ビールは美味しいですし、飲み会のようにお店を予約する手間もいらないですし、仕事終わりに一杯だけ飲んですぐに帰るということもできますし快適です」
 
 

誕生日には WeWork からお祝いも!

「 WeWork 神谷町トラストタワーでは誕生日になると、23階にあるコミュニティーバーでプレゼントも貰えます。勤務先の「オフィス」からプレゼントを貰えることなんて、普通は無いと思うんです。誕生日にも楽しい気分で出社できます!」
 
 

まとめ

WeWork と言えば「イノベーティブなシェアオフィスの代表格」というイメージが強いですが、やはり実際に訪問すると「空間にほれ込んでしまう」ような感覚がありました。開放的な空間のラウンジでは、国籍や勤務先を問わず多くの方が働いており、オフィスエリアでは集中して作業できる環境が整っています。さらに集中したいときは、個別のブースも利用可能。
そして仕事終わりにはビールを飲むこともできます。加えて東京タワーを眺めるのにも絶景スポットです。
 
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WeWork 神谷町トラストタワーから見える東京タワーを映した写真。筆者が取材をしたのは日中でしたが、夜になるとライトアップされ一層美しく見えるでしょう。

ちなみに WeWork では「オールアクセスプラス」という、国内の WeWork の共用エリアを横断的に使えるプランを1名あたり月額 42,900円(税込)で提供しています。この価格帯であれば一般のビジネスパーソンでも、個人で手が届きますね。
もしこの記事をお読みの方で、実際に WeWork を訪問してみたくなった方はぜひ利用してみてはいかがでしょう。

また WeWork はシェアオフィスの「草分け」であり、 WeWork に触発されるようにして、国内では快適なシェアオフィスやコワーキングスペースも増えています。
シェアオフィスやコワーキングスペースに関心をお持ちの方は、ぜひまずは自宅や勤務先近くのコワーキングスペースを利用してみてはいかがでしょうか。
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