テレワークブースとは?種類やおすすめ製品から駅ナカのブースの利用・予約方法まで

テレワークなど自由な働き方が普及する中、自宅やオフィスで快適に仕事をするために、テレワークブース(テレワークボックス)が注目を集めています。 この記事では、テレワークブースの種類やメリットなどを解説。さらに、駅ナカにあるテレワークブースを利用する方法や料金についてもご紹介します。

テレワークブース(テレワークボックス)とは?

テレワークブース(テレワークボックス)とは、オフィスや自宅に設置できる個室型の作業スペースのことです。
 
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基本的にテレワークブースには、Web会議や集中作業に適した環境を提供するために、遮音性や換気性、照明や電源などが備わっています。また、移動や組み立てが容易な可動式のものもあります。

テレワークブースの種類

テレワークブースには、大きく分けてクローズ型とオープン型の2種類があります。
 
 

クローズ型

クローズ型のテレワークブースは、扉や窓が付いた完全個室型のものです。遮音性や防音性が高く、周囲に気兼ねなくWeb会議や打ち合わせができます。
 
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一見圧迫感が高いようにも感じますが、完全にひとりの空間で集中して仕事をすることが可能。さらに遮音性が優れているため、重要なWEB会議も行うことができます。

なおこうしたクローズ型のブースは、コワーキングスペースやシェアオフィスにも導入されるケースが多いです。代表的なシェアオフィスは「WeWork」。WeWorkに実際に在宅百貨編集部が潜入し、レポートした記事はこちらをご覧ください。
最先端シェアオフィス『 WeWork 神谷町トラストタワー』訪問:東京タワーを見ながら仕事終わりにビールを飲む -

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世界39か国・780拠点以上、国内約40拠点を展開する「 WeWork 」。WeWork Japanはソフトバンクグループとの合弁会社としても有名で、国内では2017年2月に上陸。「起業家向けのシェアオフィスと言えば、WeWork 」というイメージをお持ちの方も多いのでは。

オープン型

オープン型のテレワークブースは、扉や窓がなく開放的な空間のもの。遮音性や防音性は低いですが、空気の流れや視界が良く、圧迫感を感じにくいのが特徴。周囲の音を聞くことで適度な集中力を保つことができる一方、社外秘の情報が含まれるような重要なWEB会議などを行う際は環境に気を付ける必要があります。
 
 

テレワークブース(テレワークボックス)の導入シーン

前述の通り、テレワークブースはコワーキングスペースやシェアオフィスに「集中ブース」として導入されるケースが増えています。
また一般企業のオフィスにも、オンライン商談向けの会議室の不足を解消する手段として導入されるケースが多いです。また勿論、クリエイティブな作業などを集中して行う場所としても一般企業のオフィスで使われています。
 

おすすめテレワークブース2選

おすすめのテレワークブースとして、WORK POD FREX(ワークポッドフレックス)とverte(ヴェルテ)をご紹介します。
 

WORK POD FREX(ワークポッドフレックス)

WORK POD FREX(ワークポッドフレックス)はコクヨが販売しているクローズ型のテレワークブース。
 
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ラインナップは1人用のソファータイプ、デスクタイプ、スタンディングタイプにくわえ、2人用と4人用もあります。1人用のサイズは1人用のサイズはW1100×D1100×H2420です。

換気性能にも優れており、オプションでディスプレイも設置できるので、PCを持ち込まなくてもWEB会議を行うことなども可能です。
 
 

verte(ヴェルテ)

verte(ヴェルテ)はコクヨが販売しているオープン型のテレワークブースです。
 
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verteの特徴は、前面が壁になっており、背面にバックパネルがある製品がある点。外からはディスプレイの内容は見えない作りになっているため、覗き込みを防止し、プライバシーを守ることが可能です。

気軽にテレワークブースを体験するなら「駅ナカのブース」がおすすめ

自宅やオフィスにテレワークブースを設置するのは難しいという方には、駅ナカのブースである「STATION BOOTH」がおすすめ。「STATION BOOTH」は、JR東日本が提供するテレワークブースのサービスで、駅構内などに設置されています。

事前予約もできますが、予約なしで当日利用も可能。2023年7月時点で全国820拠点展開されており、Wi-Fi完備の「STATION BOOTH」の1人用ブースは15分275円で利用可能です。
 
 

STATION WORK | 実際の予約方法と料金は?

「STATION BOOTH」は予約しなくても利用できますが、STATION WORKに会員登録すれば予約して利用することが可能。
 
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予約をすれば、「使いたいときにブースが埋まっていて使えない」という思いをしなくて済みます。

「STATION BOOTH」に登録する方法は以下の通りです。
まず予約を行うために会員登録ページから会員登録を行います。
 
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【1】ログインページより①「新規会員登録」をタップします。【2】会員登録ページのURLを送信するためにメールアドレスを入力し②「送信する」をタップします。【3】届いたメールを確認し、③「会員登録はこちら」をタップします。会員登録ページに遷移します。

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【4】会員情報の登録を進めていきます。④ログインパスワード、⑤氏名を入力し、下にスクロールします。【5】⑥郵便番号、住所、生年月日、性別、職業、利用目的に回答します。【6】⑦使用料金の支払いで使用するクレジットカード情報を入力しましょう。

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【7】入室キーとして交通ICカードを利用したい場合にはここでカードID番号の登録を行いましょう。QRコードを利用して入室することも出来るため登録は任意です。【8】⑧利用規約を確認し、同意するにチェックを付け、⑧「ご利用規約に同意して登録する」をタップします。【9】以上で会員情報の登録は完了です。

続けて予約に進む場合には、⑨マイページにログインしましょう。
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【1】マイページの①「予約/拠点検索」より条件を指定して、利用したいブースを検索しましょう。【2】予約したいブースが見つかったら②タップして詳細ページを開きます。

 
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【3】予約したいブースの詳細ページを確認し、予約に進む場合には③「予約する」をタップします。【4】④予約したい日付を選択します。14日先の日付まで選択が可能です。

 
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【5】続いて、⑤時間を指定します。予約は15分単位で指定が可能です。時間の指定が出来たら⑥「予約する」をタップします。【6】予約内容の確認ページが表示されるため内容を確認の上、⑦「予約を確定する」をタップします。以上で予約は完了です。

まとめ

テレワークの普及と共に急増しているテレワークブース。周囲に気兼ねなく仕事が出来るだけでなく、集中して仕事に取り組めることから生産性の向上も期待できるでしょう。企業や、コワーキングスペースなどに導入されるケースが多い一方で、誰でも気軽に利用できるサービスも増えつつあります。特に駅構内に設置されたテレワークブースを見かけることも増えてきました。まだ使用したことがない方もぜひ利用してみてはいかがでしょうか。