デスク周りの収納術。今すぐ知りたい整理のコツ&アイデアを紹介

デスク周りの収納術。今すぐ知りたい整理のコツ&アイデアを紹介

在宅ワークの機会が増え、自宅のデスク周りが整理できず困っている人も多いはず。デスク周りが散らかる原因を突き止め、さらにコツを押さえて整理することで、快適な空間が作れます。そこで本記事では、デスク周りのごちゃごちゃの原因を挙げるとともに、デスク周りの収納術として、収納のコツ・アイデア・便利なグッズを紹介します。

デスク周りがごちゃごちゃになる原因は? 

書類が散らかったデスク
デスク周りの収納を見直す前に、まずは散らかる原因を突き止めることが大切です。ごちゃごちゃしているデスク周りを整える解決の糸口が見えてきますよ。

物を置く場所が定まっていない

物の収納場所や配置場所が決まっていないと、物を戻す場所がないため、デスクの適当な場所に物を置きっぱなしにしがちです。これが繰り返されることでデスクの上が散らかり、場合によっては物が紛失することも。定期的に整理を行ったとしても、戻す場所を決めない限りはすぐに散らかってしまいます。

使う物を手の届くところにすべて置いている

座っているところから手の届く範囲に物を置くのも散らかる原因。必要な物を決めた範囲にまとめるのは良いことですが、そこにすべての物を置いてしまうとどんどん物が増えていき、散らかってしまいます。使う優先順位を考慮して配置するなどの工夫が大切です。

不要な物がある

不要な物を捨てないと、物は増えていく一方。「いつか使うかもしれない」「もったいない」などと一旦デスクに置くことで、物がどんどん増えて散らかってしまいます。

デスク周りの収納を改善するメリット

パソコンに向かう女性
デスク周りをきれいにすることは、見た目が整うだけでなく、他にもさまざまなメリットがあります。ここでは、デスク周りの収納を改善するメリットについて見ていきましょう。

仕事の効率化を図れる

デスク周りが整理されていると、物の場所をしっかり把握できます。物を探す手間や時間を削減できるので、結果として仕事の効率化・質のアップにつながるでしょう。もしデスクが散らかっていると、1つの物を探すだけでも時間が取られてしまいます。これが繰り返されることによって、大幅な時間浪費にもつながりかねません。

仕事に集中できる

人は、目に入った物をすべて情報として捉えます。脳に入ってくる情報が多いこと、または不要な情報が入ることは集中力が欠ける原因に。デスク周りを整理すれば不要な情報を省け、必要な情報だけが脳に入ってくるので、1つの物ごとに集中できるでしょう。

物がなくなるのを防げる

デスクが散らかっていると、あるはずのものがない! という事態になることも。あるはずのものが見つけられず、新しい物を購入することになれば、物だけでなく出費も増えてしまいます。また、社外秘などの大切な資料をなくしてしまうと、大きな問題に発展することもあるかもしれません。デスクを整理すれば物を見つけやすくなり、物がなくなるなどのトラブル・無駄な出費を回避できます。

デスク周りにある物を上手に収納するコツ

ノートパソコンの周りに散らばった物
散らかったデスクをきれいにするためには、ちょっとしたコツを覚えると良いでしょう。ここでは整理・収納のコツを、整理する手順に沿って紹介します。

①必要な物・不要な物に仕分ける

デスク周りにあるすべての物と向き合う時間を作り、どれが必要でどれが不要か仕分けましょう。その際、デスク上の物、引き出しなどに収納されている物など、デスク周りの物すべてを出して並べます。そうすることで、自分が持っている物をしっかり把握できるので、作業のゴールが見えやすくなりますよ。
必要な物・不要な物を見極めるポイントは、それらの物を使った頻度です。もし仕分けられない物がある場合は、考えることに時間をかけず一旦保留に。時間を置いてから、改めて必要か不要かを判断してみてください。

②不要な物を処分する

仕分けた物の中から、不要だとして分類された物を処分します。「いつか使うかもしれない」と思う物は、残しておかずに潔く捨てるのもアリです。書類関係の処分は、誤って処分したりそのまま捨てたりしないよう慎重に行いましょう。また、捨てる時はシュレッダーにかけることも忘れないでくださいね。
断捨離の日を設定して、定期的に不要な物を捨てるのもおすすめです。こうすることで、デスク周りのきれいさをキープできます。

③使用頻度を考慮し、収納する物を仕分け・配置する

必要だとして残された物は、毎日使う物・1週間に1度くらい使う物、などのように使用頻度ごとにさらに分類します。そして、使用頻度の高い物は手の届くデスク上に置く、低い物はデスクの引き出しにしまうなど、使い勝手の良いように収納してください。
なお、整理後は使った物を必ず元の場所に戻すよう心がけましょう。物の置き場所を一度決めたら場所から移動させないことも、デスクを整理するコツです。

デスク周りの収納アイデア

整理のコツを押さえたら、次はいよいよ収納。デスク周りで使うアイテムや場所を考慮して上手に収納すれば、整ったデスク周りに生まれ変わりますよ。

デスク上の小物はコンパクトに収納する

物が少ないデスク
使用頻度が高いのは、ペン・ステープラー・テープ類・付箋などの小物類であることが多いです。小物類がデスク上のあちこちにあると、散らかっている印象になってしまいます。小物類は1ヵ所にまとめて収納しましょう。その際、収納スペース自体をコンパクトにするのがポイント。コンパクトにした分デスクの空きスペースが広がり、十分な作業スペースを確保できます。小物類をトレーにまとめたり、仕切りのあるケースや引き出し収納を活用したりするのがおすすめです。

引き出しの中は仕切りを作って整理する

トレーに収納された小物類
引き出しの中は、いろいろな物が集まりがちなスペース。仕切りやトレーなどのアイテムを上手に組み合わせて、決まった場所に収納すると良いでしょう。トレーを使えばトレーごと出し入れできるので、使う・片付けるの流れがスムーズになりますよ。

デスク周りの書類をファイリング&ケースに収納する

引き出しに収納されたファイル
書類は積み重ねずファイルに綴じます。ファイル自体も積み重ねがちですが、下の方にあるファイルが確認しづらくなる原因に。ファイリングした上でケースやボックスに収納するのがおすすめです。収納する際、ファイルの色を統一させたり、背表紙にラベルを貼ったりなどすれば、見やすくなるでしょう。また、使用頻度の高いファイルはデスク上に、低いファイルは引き出し内に収納するなど配置にも工夫すれば、さらに使い勝手が良くなりますよ。

空間を活用して収納する

壁に設置された木製の棚
収納スペースの確保が難しければ、空間をうまく活用します。デスク上の空間を活用する場合は、コの字ラックなどのグッズがとても便利。2段使いできるので、作業スペースが広がります。デスク下(足元)の空間を活用する場合は、棚などの収納グッズを取り入れてみましょう。使用頻度の低いアイテムの収納場所にぴったりです。デスクの上や中などに収納場所を確保できなければ、壁面収納も検討してみてください。

デスク周りの整理に役立つ収納グッズ

デスク周りをきれいに、そして使い勝手が良いように整理するには、グッズを上手に使うと良いでしょう。ここでは、デスク周りの整理に役立つ、機能性抜群の収納グッズを紹介します。

足元収納に便利な「FreeWagon フリーワゴン」

デスクの足元に置けるワゴンタイプの収納です。上下2段に分かれているので、上段に使用頻度の高い物、下段に使用頻度の低い物を置くなど使い分けられます。また、キャスター付きで移動が簡単なのも魅力的。ワゴン上部に取っ手が付いており、それを掴んで楽に移動できます。在宅ワーク中、家の中で仕事場所を移動する際に便利でしょう。側面にはフックが付いているので、ちょっとした物を引っ掛けられますよ。

デスクに引っ掛けて収納できる「テレワークハングラック」

デスクに引っ掛けて使うタイプの収納グッズです。散らばりがちな筆記用具・イヤホンなどの小物類や、A4書類などの大きめの物まで幅広く収納できます。ハンガー部分には滑り止めが付いており、ずり落ちる心配もありません。

デスク周りの収納を整えて、快適な在宅ワークを

整頓されたデスク
在宅ワークによって物が増えたデスク周りは、ちょっとした収納のコツとアイデアを取り入れることで、美しく整頓されたデスクに生まれ変わります。デスク周りの整備を検討している場合は、まずはごちゃごちゃしている原因を突き止めてから、一つ一つ解決していきましょう。また、収納を見直す際は、機能的なグッズを取り入れるのもおすすめです。デスク周りの収納を改善し、快適&効率的に在宅ワークを行ってくださいね。