では、どのように部屋作りをすれば、テレワークがはかどるのでしょうか?この記事では、テレワークがはかどる部屋作りのポイントやレイアウトアイデア、おすすめのアイテムをご紹介します。
テレワーク作業に必要なワークスペースはどれくらい?
適切なサイズのデスクを設置できるか
・ノートパソコンの場合:横幅60cm、奥行き45cm以上
・デスクトップパソコンの場合:横幅100cm、奥行き60~80cm以上
デスクの高さは、自分の身長や椅子の高さに合わせて調整できるものが理想ですが、ない場合は70~75cm程度がおすすめ。デスクの高さが適切でないと、肩こりや腰痛などの体の不調につながります。
椅子の引きしろは?
通路の幅や導線
また、デスクからトイレやキッチンなどに行き来する導線の邪魔にならないようにデスクを設置することで、テレワークにおけるストレスのひとつ、「仕事道具が邪魔」という悩みをなくすことができます。
テレワーク部屋のレイアウトアイデア3選【ワンルームの場合】
壁付けI型
壁付けI型はデスク上にパソコンや資料などを広げやすく、壁が目の前にあるため、集中力を高めやすいというメリットがあります。
壁付けL型
壁付けL型はデスクの角にプリンターやファックスなどの機器を置きやすいという特徴があります。また、デッドスペースになりがちな部屋の隅を上手く活用しつつ、広い作業スペースを確保できるというメリットがあります。
アイランド型
デスクを中央に置くことで、部屋全体を見回すことが可能。たとえばテレワークしながら子育てや介護をしている方などにおすすめの配置です。
【詳細】テレワーク部屋におすすめの空間の具体例【一軒家などの場合】
リビング
ただし、家族の生活音や動きによって、作業の集中力が低下することがある点には注意。その場合は、ヘッドホンやイヤホンなどを利用して、外部の音を遮断すると良いでしょう。また、家族とのコミュニケーションも大切ですが、作業中はできるだけ邪魔しないようにお願いしたり、パーテーションでワークスペースを軽く区切るのもひとつの手です。
寝室
しかし、常にベッドがある状況のため、つい眠くなってしまうことも。その場合はベッドを背面に置いて、目の前を壁にしてしまことがおすすめ。「ここは寝室」という意識をなるべくなくすようなレイアウトを考えましょう。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットは、扉やカーテンなどで仕切ることができるので、家族の目や音から隔離され、集中して作業が可能。一方、狭さや暗さによって、気分が沈んだり、目や肩が疲れたりすることも。その場合は照明や窓を工夫して、明るさや風通しを改善すると良いでしょう。
テレワーク部屋(空間)を作る際のポイント
・視界から誘惑をできるだけ消す
・デスクは壁や窓に向かって配置する
・気持ちを切り替えやすい「動線」を作る
視界から誘惑をできるだけ消す
デスクは壁や窓に向かって配置する
気持ちを切り替えやすい「動線」も大切
たとえばデスク周りにアロマディフューザーを置く人も多いですし、ストレッチを兼ねて部屋にバランスボールを置いておく人も多いです。それらを設置できるスペースも確保すると良いでしょう。
テレワークの部屋作り・環境づくりにおすすめのアイテム5選
昇降式デスク「STANDSIT(スタンジット)」 | 気分転換が可能
スタンディングデスクはここ数年で日本のオフィスにも取り入れられ始めました。昇降式なら座って集中して仕事をしたいときは低くし、立って気分転換をしたいときには高さを上げることができます。
引用元: STANDSIT
タスクチェアー「FABRE(ファブレ)」 | デザインも機能性も◎
しかし、コクヨのファブレシリーズはリビングに置いても違和感のない可愛さでさまざまなカラーバリエーションもあります。一方、ワークチェアとしても優れており、座る人の体格に合わせ、ロッキングの強度を自動調節してくれる機能も携えています。
引用元: FABRE ファブレ
ノートパソコンスタンド | 身体の負担軽減
ノートパソコンはデスクに置くと、自然と目線が下がってしまうため、猫背になりがち。身体に負担がかかります。しかし、ノートパソコンスタンドで高さを上げることで自然と目線と画面が同じ高さになります。また、タイピングしやすくなるというメリットも。
USBハブ| 快適な仕事環境づくりが可能
そこでおすすめなのが、USBハブ。コンセントでいうところの「タコ足」のようなもので、USBポートの数を増やすことができます。これにより、USBメモリやマウスのレシーバーなどをいちいち抜き差しせずに済み、ストレスも減ります。
省スペースデスク「Perso(ペルソ)」 | 自宅デッドスペースを活用
コクヨのPerso(ペルソ)は幅450mm×奥行388mmの超省エネスペースデスク。普段は自宅のデッドスペースに置いておき、仕事をするタイミングに引き寄せてソファなどで座って仕事をすることが可能。もちろん、サブテーブルとしても活用できます。
引用元: Perso ペルソ
テレワークの部屋作り・環境づくりについてよくある質問
テレワーク向けの部屋がロフト、ウォークインクローゼットなど狭い場合はどうすればいい?
こうした対策は「狭い空間でのゲーム部屋作り」と似通っており、ゲーム部屋の作り方が参考になりやすいです。
【1人暮らし】ロフトなど「狭い空間」でのゲーム部屋の作り方と実例まとめ -
ゲーム部屋はロフトやウォークインクローゼットなどの狭い場所でも作れます。ただしその際は、「狭い空間」に特化したゲーム部屋の作り方を意識する必要があります。今回は狭い場所でゲーム部屋を作るコツやおすすめ製品をご紹介します。
仕事部屋とゲーム部屋を兼ねたい場合、どうすればいい?
仕事をするときは白を基調としたシックな雰囲気にしておき、ゲームをするときはテープライトやLEDをONにして雰囲気を変えると良いでしょう。
ライトをつけると一転、紫色に。白が基調になっている分、ライトをつけた際の色がより映える仕組みに。まったく印象の異なるデスクのため、オン/オフの切り替えがしやすくなります。
白(ホワイト)を基調としたゲーム部屋に必要なもの/おすすめデバイスやアイテム6選 -
本記事では白(ホワイト)を基調としたゲーム部屋を構築するために、お部屋の実例やおすすめのアイテムを画像付きでご紹介します。