表題は主に「タイトル」、標題は主に「見出し」を指します。つまり、文中でメールの件名を指す場合は「表題」とするのが最適で、「標題」は誤りだということです
在宅ワークでよりメール送信数が増えた現在では、「表題の件につきまして」を使って本文のタイプ数を少なくしがち。しかしこれは、相手に「表題を確認させる」負担を強いている可能性も。そこで本記事では、「表題の件につきまして」の意味と適切な使い方を解説します。
「表題」「標題」の違い | ビジネスメールの場合は「表題」が基本
「表題」と「標題」の違いは以上のとおり。「表題の件につきまして」はメールの題名・タイトルを指すので「表題」が適切。どちらも「ひょうだい」とタイプするので、誤変換にも注意しましょう
ビジネスメールでの「表題の件につきまして」の適切な使い方 | 本文でも意味が通る文を書く
こちらは悪い例です。受け取った側が表題(件名)を読み直さないと、何の打ち合わせなのか分かりません。本文だけで意味が通らないメールは、相手に余分な負担を強いてしまうので避けるべきです
赤く囲ってある箇所の文章のおかげで、表題(件名)を読み直さなくても意味が通ります。このように書いておくと、相手に余計な負担をかけないので理想的です
「表題」「標題」の類似表現/言い換え表現
それぞれ言葉のニュアンスが微妙に異なるので注意が必要です。
掲題 | 件名をはっきり示すニュアンス
首記 | 冒頭の文章を指すニュアンス
首題 | 大切なことを伝えるニュアンス
まとめ
また、こちらの記事【ビジネスメールで良い印象を残す「締めの言葉」文例16選】では、ビジネスメール相手にいい印象を与えるための締めの言葉をご紹介しています。
在宅ワークの時代だからこそ、メールだけでやり取りが完結することも増えています。簡潔さを意識しながらも、その簡潔さが「相手に負担を強いる」ものにならないよう、「受け取った側が理解しやすい内容」にするように心掛けましょう!
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