仕事に集中できない!テレワークで気が散る時の原因・対処法【家族構成/仕事環境は影響大】

近年急速に普及しつつあるテレワーク・在宅勤務ですが、「仕事に集中できない」と悩む人は少なくありません。テレワーク・在宅勤務では、仕事に集中できる環境を整えることが重要です。本記事では、テレワークに集中できない理由と改善方法をご紹介します。

近年急速に普及しつつあるテレワーク・在宅勤務ですが、「仕事に集中できない」と悩む人は少なくありません。
 
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テレワーク・在宅勤務の集中力は特に「家族構成(横軸)」と「業種(縦軸)」で大きく変わります。単身かつクリエイティブ職の場合は在宅勤務の方が「集中力が高まる」傾向があります。一方で育児中でタイムワーク、さらにデスクやチェアなどのワークスペースが整っていない場合は、完全に仕事に支障が出るレベルの集中度になってしまうことも

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「ビズヒッツ」の調査では、「家族がいて集中できない」と悩む人が多いことが分かりました。やはりテレワーク・在宅勤務では、仕事に集中できる環境を整えることが最重要だといえそうです

(画像・データは@Pressより引用)

本記事では、テレワークに集中できない理由と改善方法や、集中力を高めるためのおすすめグッズをご紹介します。
 

テレワーク/在宅勤務で仕事に集中できない原因

テレワーク・在宅勤務で仕事に集中できない代表的な理由3つをご紹介します。
 

自宅に家族がいる

自宅に家族が居る場合、生活音や行動などが気になり、集中できないことがあります。特に小さな子どもや高齢者がいる場合は、お世話をするために作業が中断してしまうこともあるでしょう。
 

生活習慣が乱れている

テレワーク・在宅勤務では、朝早く起きる必要がなく時間の自由度が高くなるため、生活習慣が乱れがちです。寝不足になると集中力が低下しますし、間食が増えると血糖値が上昇して眠くなることがあります。
 

環境が整っていない

オフィスとは異なり、自宅ではデスクやチェアの環境が整っていません。
 
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通常の机や椅子は長時間の仕事には向いていないため、身体への負担や疲労を感じやすくなります。

在宅勤務でローテーブルを使っている人は、以下の記事をご参考ください。
在宅勤務を快適に! ローテーブルしかない場合の注意点とデスクを使うメリット -

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テレワーク/在宅勤務で「短時間集中したい」場合は「ポモドーロ・テクニック」を導入する

テレワーク・在宅勤務で「短時間で効率的に作業したい」ときは、「ポモドーロ・テクニック」を導入してみましょう。
 
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ポモドーロ・テクニックは、タスクを複数に分割し、25分間作業→5分間休憩というサイクルを繰り返す手法。基本的にはこれを4サイクル繰り返したあと、15分~30分の休憩を取ることが推奨されています。タスクが少ない場合やコンディションによっては、3サイクル以下で長めの休憩を取っても構いません

いますぐ大きく環境を変える必要はないものの、短時間でぐっと集中したいときはポモドーロ・テクニックがおすすめです。
 

仕事のタイムスケジュールも事前に立てておく

仕事のタイムスケジュールを書き出したり、その日にやるべきタスクをまとめたりすると、仕事の優先度が分かります。その際に目標時間も決めておくとベター。

ホワイトボードやツールなどでスケジュールや目標時間を可視化すれば、「タスクを達成しよう」「目標時間内に達成しよう」という気持ちになり、より集中しやすくなります。自己管理をしっかりしたい人は、以下の記事をご参考ください。
「自己管理」って具体的に何をするの?セルフマネジメントできる人/できない人の違い -

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「自己管理」は、自身の行動や思考をコントロールすることを指します。在宅ワークでは、自分ですべて管理する必要があるため、自己管理力が特に重要です。この記事では、自己管理ですべきことや、セルフマネジメントができる人・できない人の違いを解説します。

 

テレワーク/在宅勤務で「しっかり集中したい」場合はワークスペースを整える

冒頭で触れたとおり、自宅に家族がいる・環境が整っていないなどの場合は、テレワークで仕事に集中できない傾向が強いです。そのため、まず「ワークスペース」を整えましょう。
 
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ワークスペースは「個室」と「半個室」に分類されます。個室はいわば「仕事専用の部屋」で、生活空間とワークスペースを分離可能。半個室は仕切りなどで分けるため、家族の様子を気にしながら作業できます。筆者としては「できるだけ集中したい」場合は、個室のワークスペースを整えることをおすすめします

自宅でワークスペースを整えたい人は、以下の記事をご参考ください。
自宅に快適ワークスペースを作る方法とおすすめの場所 - 狭くてもできるレイアウト例も -

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さまざまな働き方ができるようになったいま、自宅でのリモートワークも急増しています。自宅での仕事で求められるのは、快適なワークスペース。より仕事が捗り、効率も増す快適なワークスペースは自宅のどの場所に作ればいいのでしょうか。

 

「誘惑が目に入らないようにする」「着替える」ことも重要

ワークスペースを整えたら、仕事で使わないスマホやゲーム機など、「誘惑」になるものは片付けましょう。また身だしなみを整えておくと、気持ちが「仕事モード」になるので集中しやすくなります。
 

その他の基本的な「仕事に集中できない」時のお手軽な対処法

さらに以下3つのことも意識すると、仕事に集中しやすくなります。

・睡眠時間をしっかり取る
・朝は洗顔と日光浴を行う
・集中しやすい音楽を流す

筆者は睡眠時間と日光浴は非常に重要だと考えます。睡眠時間が短いと疲労で身体がついてきませんし、日光を浴びないと体内時計が狂います。音楽は人によって個人差はありますが、自分が「集中できる」と感じるものを探してみましょう。
 

在宅勤務で集中できないときに役立つおすすめグッズ | ワークスペース向け

在宅勤務では個室を作るのが難しいこともありますが、コクヨのグッズを活用すれば集中できるワークスペースを手軽に作れます。
 

便利な小物収納付きのパーテーション「折りたたみ集中ブース」

さっと広げるだけで視界を遮る、折りたたみ式のパーテーションです。
 
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圧迫感のないデザインでインテリアのじゃまをしません。専用のケースにしまえばコンパクトになって、ファイルと同じ引き出しに収納できるのも嬉しいポイント。パーテーションの内側には、スマホ・電卓・ペンなどを収納できる小物ポケットや、A4資料を掲示できるクリアポケットがあります。サイズはS・M・Lの3サイズ展開です

集中したいときに簡単設置できるミニテント「アットパット」

集中できるスペースが簡単に作れるテント式ブースです。
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使わないときは折りたたんで収納バッグにしまうだけでOK。195グラムと軽いので持ち運びにも便利です。カラーはアイボリーとネイビーの2色展開で、部屋のインテリアに合わせて選べます

在宅勤務で集中できないときに役立つおすすめグッズ | 仕切り・収納向け

在宅勤務で集中できないときは、仕切りや収納用グッズの活用もおすすめ。集中力を高めるコクヨのグッズをご紹介します。
 

折りたたみブースデスク オレルタ

仕切りと一体型になったブースデスクです。
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視線が散漫になりにくいデザインなので作業に集中できます。使わないときは折りたためるので、場所を選ばずに導入可能。有孔ボードを使用しているため、必要なものを掛けたりアレンジしたりして、自分のスタイルに合わせた使い方を楽しめます

スリムデスクワゴン スリムス

仕事道具をまとめて片付けることができるワゴンです。
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ノートパソコンや資料など、散らかりがちな仕事道具をまとめて収納できます。キャスターがついているので、普段は別の場所に片付けることも可能。側面は有孔ボードになっているので、必要なものを掛けておけます

まとめ

テレワークで集中できない理由や、対処方法などをご紹介しました。在宅勤務で集中するために、筆者は自宅に小さな仕事部屋を設けて、そこには仕事で使うパソコンや資料以外は置いていません。また早寝早起きや早朝の日光浴を行い、身体的にも集中できるようにしています。短時間で効率的に作業したいときは、ポモドーロ・テクニックも効果的です。