【在宅勤務】ローテーブルしかない場合に起こりうる影響と注意点
在宅勤務中、ローテーブルで仕事をしていると、体や仕事の作業効率などに影響するケースがあります。まずは、ローテーブルで仕事をしている場合に起こりうる影響から見ていきましょう。
体に負担がかかる
ローテーブルで仕事をすると腰や肩に負担がかかってしまいます。床に直に座って仕事をするため猫背になるのに加え、腰の筋肉にも負荷がかかり腰痛が起こりやすいです。膝が骨盤よりも高い位置にくることも腰痛の原因。姿勢をキープするための太ももの筋肉が使われないことで、腰が痛いと感じます。
また、ローテーブルで作業していると、何度も立ち上がったり座ったりするので膝にも負担がかかります。もしローテーブルで作業するなら、座イスなどを活用すれば膝への負担を軽減できるでしょう。
作業効率が低下する
ローテーブルは食事や娯楽など、くつろぐ時に使うケースが多いアイテムです。ローテーブルを使ったくつろぎスペースでの作業は集中しづらい場合があります。さらに、床に座っていることで寝転がりやすい環境にあるため、仕事の合間につい寝てしまうかもしれません。
また、猫背の姿勢は肺が広がりにくく、呼吸が浅くなると言われています。呼吸が浅いと脳が取り込む酸素量が減ってしまい、集中力や判断力の低下にもつながりかねません。これらのことから、くつろぎアイテムであり猫背になりやすいローテーブルでの仕事は、作業効率を低下させる可能性があると言えます。
部屋が散らかりやすい
「使ったものを戻す」ことを徹底しないと部屋が散らかってしまいます。ローテーブルで作業していると、テーブルに置けない資料を床に置いてしまいがちです。高さのあるデスクに比べて、ローテーブルはより広い範囲に手が届くため、近くにものを持ってきてそのままにしてしまうことも。これが、部屋が散らかる原因となります。
【在宅勤務】ローテーブルしかない人がデスクを使うメリット
ここでは、仕事用のデスクに買い替えるメリットを紹介します。先述したように、ローテーブルで作業をしていると、さまざまな影響をもたらすおそれがあります。そのため、在宅勤務を快適にするためにはデスクへの買い替えがおすすめです。
デスクのメリット①体に負担がかかりにくい
体に合うデスクを使うことで姿勢が良くなるため、肩や腰への負担が減ります。パソコン用のデスクは仕事に適した高さで作られているので、長時間使用していても疲れにくいでしょう。
<負担がかかりにくいデスク選びのチェックポイント>
・床からの高さが約65センチ~70センチ
・キーボードに手を置いた時に肘が90度になる
・パソコン画面の位置は、目線よりやや下になるくらいが最適
デスクのメリット②作業効率が上がる
デスクは机の上に仕事に必要なアイテムを置けるなど、仕事スペースとして使いやすいアイテムです。また、収納や配線穴などが付いたデスクなら、机の上をさらに整理できるでしょう。このように、使いやすさに優れていて作業スペースが十分あるデスクであれば、作業効率のアップを期待できます。
さらに、デスクの配置にこだわることでより集中できる環境に。例えば、窓側や壁側にデスクを設置して、仕事関係のものしか目に入らないように工夫してみると良いですよ。
<作業がはかどるデスク選びのチェックポイント>
・幅・奥行き・天板の形は設置するパソコンの種類や、仕事中に広げる資料の数などを考慮する
・ぐらつきを防ぐため、振動に強く、耐荷重の数値が大きいものなど安定感のあるものを選ぶ
デスクのメリット③オン・オフの切り替えがしやすい
プライベートとの兼用スペースで仕事をしていると、仕事モードに入りにくいもの。しかし、仕事用のデスクとイスを用意して専用のスペースを作ることで、オン・オフをうまく切り替えられます。イスに座ると仕事モードへと気持ちを切り替えられるので、仕事とプライベートとを区別できるでしょう。
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【在宅勤務】デスクでの仕事を快適にするコツ
在宅勤務をより快適に過ごすためには、いくつかのポイントを意識すると良いでしょう。どれもすぐに取り入れられることばかりなので、ぜひ試してみてください。
クッションを使う
快適に仕事をするためには、クッションを活用するのがおすすめです。膝上に厚みのあるクッションを乗せると、肘が安定するので正しい姿勢で作業できます。
また、座面に座布団などの座りやすいクッションを敷くことでも、腰の負担を軽減できます。座面に直接座ると、体の筋が圧迫されて血流が悪くなり、足の冷えやむくみを招くからです。クッションであれば、低予算で座り心地や体への負担を改善できますよ。
冷えから体を守る
体を冷やさないことも快適に仕事をするコツです。血行が悪くなると、血液が毛細血管に流れなくなり手足の冷えにつながります。また、体が冷えると、腰痛や頭痛などの体調不良を引き起こしたり、集中力が欠如して作業効率が低下したりする可能性もあります。
そこで冷え対策としておすすめなのが、腰や首、手足の先を温めることです。冷えは低いところからくるので、靴下やスリッパなどで足首や足裏を守ると良いでしょう。そのほか、首にタオルを巻くのも効果的です。
姿勢をこまめに変える
30分以上同じ姿勢を続けないよう、姿勢をこまめに変えるのも大切です。同じ姿勢を長時間取り続けると、血行不良により筋肉に疲労物質が溜まってしまい、不調をきたします。不調を防ぐために、背もたれに体重をかけたり背もたれなしで浅く座ったりなど、座り方を変える工夫をしてみましょう。
また、休憩のタイミングでデスクから離れて家の中を歩き回ったり、ストレッチしたりするのもおすすめです。体だけでなく気分をリフレッシュするのにも役立ちますよ。
コクヨおすすめのデスク「LEAN(リーン)」
新しくデスクを購入しようと思っている人には、シンプルで安価、且つサイズも豊富な「LEAN(リーン)」がおすすめです。ここでは「LEAN」の魅力をたっぷりと紹介します。
魅力①部屋になじむシンプルなデザイン
「LEAN」は、どんな部屋にもなじむシンプルデザインのデスクです。4本脚でデスク下に空間が生まれるため、圧迫感がありません。脚はホワイトとブラックの2種類、天板はホワイトとナチュラル(木目調)の2種類で、計4種類の組み合わせから好みのものを選べます。
オプションで追加可能なワゴンはホワイトとブラックの2種類。デスクや部屋の雰囲気にマッチするように組み合わせると良いでしょう。
魅力②サイズのバリエーションが豊富
「LEAN」はサイズ展開が豊富です。天板の幅は80/100/120/140センチの4種類、奥行きは60/70センチの2種類から選べます。ワンルームなら幅80センチ、広々と使いたいなら140センチなど、部屋の広さや使い勝手の良さに合わせてサイズを選ぶのがおすすめです。
魅力③コストパフォーマンスが高い
「LEAN」の魅力は、コストパフォーマンスの高さにもあります。引き出し付きタイプは23,320円(税込)、引き出しなしタイプなら18,700円(税込)と、どちらも2万円前後で購入可能です。
どちらのタイプも、ケーブル類をすっきりまとめられる机上配線トレーや天板下のコードダクト、モニタースタンドやタブレットスタンドとして使える2個のトレーブロックが付いており機能的です。ローテーブルしかなく、新しいデスクの購入を考えている人は、ぜひ「LEAN」をチェックしてみてください。
在宅勤務に作業しやすいデスクを取り入れ、快適に仕事をしよう
在宅勤務をする場合、作業しやすいデスクを使うことで、体への負担が減ったり作業効率が上がったりします。自宅にローテーブルしかない場合は、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。自分が使いやすいデスクを見つけて、快適に仕事をしてくださいね。
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