社内コミュニケーションツールとは
社内コミュニケーションツールは、意思伝達・情報やノウハウの共有を円滑化する目的で使います。目的に合わせて「チャットツール」「Web会議システム」「ナレッジ共有ツール」などの種類があります
社内コミュニケーションツールのメリット/導入のポイント
Web会議はリアルタイム性が高いですが、情報の蓄積はできません。チャット・社内SNSは、リアルタイム性と蓄積性のバランスが良いですが、検索性が低く長文での議論に向きません。蓄積性を重視する場合、ナレッジ共有ツールや社内Wikiが最適です
【目的別】コミュニケーションツールの便利な使い分け|併用も検討
Slackで議論が長くなったらQiita Teamでドキュメントをまとめ、以後のやり取りはそちらで行うと便利。Qiita teamに重要なドキュメントをまとめたら、よりリアルタイム性が高いSlackで通知して共有することも可能。このように、使い分けと併用を随時検討すると、コミュニケーションツールをより便利に使いこなせます
【チャット/社内SNS】社内コミュニケーションツールおすすめ5選
チャットワーク|ビジネスチャット国内シェアNo.1
ビデオ通話・音声通話 ・タスク管理 ・ファイル共有などの機能を利用可能。月額料金は「フリープラン」無料、有料版は「個人」400円・「法人」500円
Slack|世界中で愛用されるアメリカ発のチャットツール
ビデオ通話・音声通話・外部ツールとの連携・トークログの検索などの機能を利用可能。月額料金は「フリープラン」無料・「スタンダード」850円 ・「プラス」1,600円
Microsoft Teams|大企業やグローバル企業の在宅ワークに最適
ビデオ通話・音声通話・各種ソフトとの連携機能などを利用可能。月額料金は「フリー」無料・「ビジネスエッセンシャル」540円 ・「ビジネスプレミアム」1,360円
LINE WORKS|LINEとの連携やスタートアップ企業におすすめ
ビデオ通話・音声通話・スケジュールやファイルの共有・プッシュ通知・アンケート機能などを利用可能。月額料金は「フリー」0円・「ライト」300円・「ベーシック」500円・「プレミアム」1,200円
Talknote|人工知能との連携がモチベーション向上に便利
情報共有・タスク管理・アクションリズム解析などの機能を利用可能。料金プランは非公開なので詳細はお問い合わせください
【ナレッジ共有/社内Wiki】社内コミュニケーションツールおすすめ3選
Qiita Team|とにかく「簡単に使える」ことが魅力
文書管理・ドキュメント検索機能・コメント機能などを利用可能。料金はユーザ1人あたり月額1,520円の課金、18人目以降は1人あたり月額720円の課金となります
DocBase|継続利用率99%で満足度の高さが魅力
文書管理・Markdown記法・検索機能などを利用可能。月額料金はユーザー1人あたり約220円が課金されます
NotePM|強力な検索機能やマニュアル作成の容易さが魅力
強力な検索機能・ファイル全文検索・マニュアル作成・ファイル整理機能などを利用可能。月額料金は「見るだけ」無料、「8名」4,800円・「15名」9,000円・「25名」15,000円・「50名」30,000円・「100名」60,000円
【ビデオ会議】社内コミュニケーションツールおすすめ3選
ただし、「より安定した通話品質」が必要なときや、社内SNS・ナレッジ共有ツールに招待できない外部人材とビデオ会議するときは、ビデオ会議専用ツールもあると便利です。本章では、ビデオ会議ツールのおすすめ3選をご紹介します。
Zoom|在宅ワークのWeb会議に最適
通信状態の最適化・Web会議をクラウドに記録・スマホ対応・バーチャル背景などの機能を利用可能。月額料金は基本無料・「プロ」2,000円・「ビジネス」2,700円
Google Meet|Googleが提供する信頼性の高さが魅力
100人以上の同時接続・高度なセキュリティ・スマホ対応などが特徴。月額料金は「Basic」1名680円・「Business」1名1,360円・「Enterprise」3,000円
Whereby|ブラウザで手軽に使えることが魅力
Lock機能・各種アプリとの連携機能・画面共有機能などを利用可能。月額料金は「フリー」無料・「プロ」9.99ドル・「ビジネス」59.99ドル
まとめ|社内コミュニケーションツール導入時は運用方法の整備にも要注意
たとえば上司がチャットツールに不慣れな場合、社内コミュニケーションツールをうまく使いこなせず、かえってメンバー間の意思疎通が取りづらくなることも。在宅ワークを推進するにあたり、コクヨでは社内コミュニケーションツールの運用方法を整備したり、不手際を防ぐためにダブルチェックを行ったりしています。
万一ビジネスシーン・在宅ワークで不手際が起きたときは、迅速で適切な対処が重要です。こちらでは、不手際発生時の「お詫びメール」の書き方を解説しているのでご参考ください。