朝のルーティンで叶える快適在宅ワークライフ。おすすめ習慣や続けるコツも紹介

朝のルーティンで叶える快適在宅ワークライフ。おすすめ習慣や続けるコツも紹介

在宅ワークが増え、なんだかメリハリに欠けるなと感じている社会人におすすめなのが、朝のルーティン。この記事ではルーティンを行うメリットを解説した上で、朝に実行できるルーティンの具体例を紹介します。通勤しなくなったことによるメリハリ不足を朝のルーティンで補い、快適な在宅ワークライフを叶えてみませんか。

在宅ワークだからこそ、朝のルーティンを取り入れよう

テーブルの上に置かれたブーケとコーヒー
在宅ワークで通勤をしなくなり、日常にメリハリがないと感じている人も多いはず。その原因はルーティンの不足かもしれません。そんな人には、朝のルーティンを取り入れることをおすすめします。具体的なルーティンに触れる前に、ルーティンの意味や役割と、朝のルーティンを取り入れるメリットを紹介します。

ルーティンとは

ルーティンは、日本語に訳すと「毎日の作業や習慣」といった意味です。モーニングルーティンとは、着替えや食事など、朝起きてから行う一連の行動のこと。YouTubeやSNSでもさまざまなモーニングルーティンが紹介されていますよね。日常生活に組み込むことで、必要な作業が習慣化されて作業効率も上がることから、大きな注目を集めています。

朝のルーティンを行うメリット

朝のルーティンを取り入れることで、以下のようなメリットが得られます。
1.生産性がアップし、効率良く作業できる
脳の疲労が取れているので、作業の生産性がアップします。後回しにしがちな勉強や掃除などをモーニングルーティンに組み込めば、効率的に進められます。
2.判断の回数を減らせる
朝食に何を食べるか、何時に家を出るかなど、朝の行動内容や手順を決めておくことで、判断の回数を減らせます。数ある選択肢から悩む労力を減らすことで、支度を次々に進められて時短にもなるでしょう。
3.生活リズムを整えやすい
規則正しいルーティンを朝に取り入れることで、日中もそのリズムに乗って行動しやすいです。朝のルーティンを行えば、1日を気持ちよくスタートできるはず。

朝のルーティンに取り入れたい習慣

テーブルの上に並ぶ手帳と赤ペン
朝のルーティンに取り入れると良いことを紹介します。良い1日のスタートを切るための習慣を厳選しました。どれも手軽でありながら大きな効果を見込める習慣ばかりです。

決まった時間に起床する

まずは、決まった起床時間を守ることから始めましょう。同じ時間に起きることで自然に就寝時間も定まり、体内時計が整うからです。生活のリズムが整うと、睡眠の質も上がります。休日も平日と同じ時間に起きることを心がけ、起床時間のズレは30分以内に収めるのが理想です。

カーテンを開ける

すっきり目覚めるためには太陽光が大活躍。太陽光が目に入ると、心に安定をもたらす睡眠ホルモン“メラトニン”の分泌が止まります。その代わり、メラトニンの原料である“セロトニン”の分泌が促されます。起きたらすぐにカーテンを開け、太陽光で目覚めのスイッチを入れてすっきりとした気分で1日を始めましょう。

水分を摂る

起きたらすぐにコップ1杯の水を飲むのも、朝におすすめのルーティンです。水を飲むことで第2の脳とも言われる腸が動き出し、排泄が促されます。また、胃腸の動きを活発にして交感神経と副交感神経のバランスを整えれば、ストレスの軽減にもつながります。起きてすぐ飲めるよう、枕元に水を置いてから寝ると良いでしょう。

掃除をする

身の回りのやるべきことに追われ、ついつい後回しになりがちな掃除。敢えて朝の習慣に組み込んでしまえば、掃除をする時間が確保できます。毎日続けるためにも、苦にならない内容を短い時間で行うのがコツです。散らかったものを棚に戻すなど、簡単な片付けでも気分がすっきりしますよ。掃除は気持ちを切り替えるスイッチにもなるので、ぜひ朝のルーティンに取り入れてみてください。

テレビや携帯電話と距離を置く

朝は、1日の中で最も能力が高まっているゴールデンタイムです。テレビや携帯電話から得る情報は必要のないものも多く、内容によっては生産性を下げかねません。貴重な時間を不要な情報のために使わないよう、朝は可能な限りテレビや携帯電話と距離を置くのがベストです。

朝のルーティンの実例

先述したおすすめの習慣を組み込んだ、具体的なルーティンの例を紹介します。どれも簡単なものばかりなので、必要に応じて自分流にアレンジして取り入れてみてくたさい。

【6:00】決まった時間に起きて水を飲み、カーテンを開ける

カーテンを開ける女性
平日も休日も、基本的には同じ時間に起きるようにします。起きたら携帯をスクロールしたくなるかもしれませんが、まずはベッドから起き上がりましょう。目覚まし時計を使えば、寝る前に携帯電話の画面を見ずに済みます。
起き上がったら、枕元に用意しておいたコップ1杯の水を飲んで腸を起こします。カーテンを開ければ、太陽の光で心と体がすっきり目覚めるはずです。

【6:10】身近な場所の掃除をする

拭き掃除をする女性
部屋が綺麗になると、気持ちも自然と前向きになります。掃除をしているうちに目が覚めてきて、すっきりした気分で1日を始められるはず。夜中に落ちたホコリを朝一で掃除したり、洗面台やトイレなど、汚れの溜まりやすい水回りを磨いたりと、短時間で達成感の得られる身近な場所を選んで掃除する習慣をつけてみてください。

【6:20】ヨガやウォーキングをする

ヨガのポーズを取る女性
朝起きて体を動かすと、睡眠と覚醒のサイクルが整いやすくなります。軽いストレッチや、ヨガマットを使った簡単なエクササイズなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。腹式呼吸をしっかり意識すれば代謝もアップします。腹筋を刺激するので、便通もよくなり朝のトイレ習慣もスムーズになるはず。
もう少し時間がある人は、10分程度の散歩もおすすめです。自然を感じることで、リラックス効果も得られますよ。

【6:40】朝食とコーヒーを用意する

テーブルに並ぶ朝食
体の代謝を促すためにも、起きてから1時間以内の朝食を心がけたいものです。バランスを考えながら、手早く作れる定番メニューをいくつか持っておくとスムーズに準備ができます。
また、カフェインが含まれるコーヒーを飲むことで、朝の脳が活性化します。豆を挽く音やコーヒーの香りが脳に刺激と心地よさを与えてくれるはず。ぜひ、お気に入りのカップで楽しんでください。

朝のルーティンを続けるためのコツ

無理なくスムーズに行うことが、ルーティンを継続するためのポイント。ここでは、朝のルーティンを続けるために覚えておきたいコツを3つ紹介します。

朝の楽しみやご褒美を用意しておく

マグカップを持つ女性
ちょっとした楽しみやご褒美があると、早起きが楽しくなってルーティンを続けやすくなります。お気に入りのマグカップでコーヒーを飲む、好きなものを食べるといった、自分を喜ばせるための工夫をすると良いでしょう。
その他に読書、勉強、運動など、早起きする目的を明確にしておくのも効果的です。

夜の過ごし方を見直す

ブルーの寝具で眠る女性
なかなか早起きができない人は、夜の過ごし方に原因がある場合が多いです。飲み会が多い、夕食の時間が遅い、夜遅くまでテレビを見てしまうなど、どれか1つは心当たりがあるのではないでしょうか。早起きをするためには、夜の習慣を見直し、リラックスして就寝することが大切です。

完璧主義になりすぎない

水を注がれる新芽
もし計画通りにモーニングルーティンを実行できない日があっても、「明日また頑張ろう」と前向きに考えましょう。完璧を目指すのではなく、ある程度ゆるく考えた方が長続きしやすいですよ。

朝のルーティンを取り入れ在宅ワークを快適に

在宅ワーク中の女性
在宅ワークが中心の毎日に、心身ともに健やかでいるために取り入れたい朝のルーティン。朝のルーティンが決まっていると、すがすがしい気持ちで1日のスタートが切れて、日中の仕事もスムーズに進みやすいものです。朝のルーティンを生活に組み込み、メリハリに欠けがちな在宅ワークライフを快適に過ごしましょう。

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