在宅ワークで良くある困りごと
コロナ禍において在宅ワークの機会が増えています。それと同時に、「実際にやってみると困ることがあった」という声も聞かれるように。始めに、在宅ワークでよくある主な困りごとを見ていきましょう。
ストレスが溜まる
新型コロナウイルス感染拡大により、在宅ワークを行う時間が増えた人が多くいます。それに伴い、家で仕事をすることにストレスを感じる人も増えている模様です。
単身者に関しては、孤独を感じたり生活リズムが乱れたりすることがストレスの原因に。一方家族と暮らす人に関しては、集中できる場所を確保するのが大変、という声がよく聞かれます。仕事・家事・育児が混ざるため女性側に負担がかかり、夫婦が衝突することもあるようです。
これらのことからも、仕事の環境を整えることが、快適に在宅ワークを行うための大切な要素のひとつである、と言えるでしょう。
ケーブル類の見た目がごちゃごちゃする
在宅ワークを始めてから、さらにケーブル類がごちゃごちゃするようになったという悩みも多いようです。ケーブルの本数が多い上に色の統一感が無いとなると、さらに見た目はごちゃごちゃします。おしゃれさに欠けるだけでなく、掃除の妨げにもなるでしょう。
ケーブルがごちゃごちゃする原因
在宅ワークをしていると直面することが多い、ケーブルのごちゃごちゃ。まずは、その状況を作り出している原因が何なのかを考えていきましょう。
在宅ワークでケーブルの数が余計増える
在宅ワークが始まると、オンライン会議用に使うイヤホンやマイクなど、仕事で使う通信機器が増えるもの。それに伴いケーブルの数も増えてしまいます。機器が1つ増えればケーブルも1つ増える、と言っても過言ではありません。
部分的にケーブルが集中する
部屋のコンセントの数は限られているため、ケーブルが集中することはなかなか避けられません。延長ケーブルの電源タップの周り・コンセントの周辺・テレビ裏などには、特にケーブル類が集中します。
なかでも、電源タップは手軽に入手できる上に、コンセントの数を増やせる便利なアイテムです。しかし、その分使える家電が増えていき、配線が一層複雑化する要因に。タップの余った箇所でスマホやタブレットの充電をすれば、さらにケーブル類が増える結果になります。
ケーブルを収納するメリット
ケーブルをごちゃごちゃのまま放置していると、思わぬ危険を招くことも。ここでは、ごちゃごちゃ配線によって何が起こるかを押さえながら、ケーブルを収納するメリットについて解説します。
発火やいたずらなどによる危険を回避できる
コンセントの定格容量を考慮せずにタコ足配線をしていると、最悪の場合、発熱や発火の恐れが生じます。ケーブルがごちゃごちゃした箇所は掃除しにくいもの。そこにホコリや湿気が溜まった結果、漏電し発火する可能性もあります。すっきりとケーブルを収納すれば、危険の回避につながるでしょう。
スペースに余裕ができ、オシャレで使いやすいデスクになる
ケーブルを収納するとその分空きスペースができるので、机の上を有効活用できるようになります。空きスペースに他のアイテムを置くなどすれば、使い勝手の良いデスクに生まれ変わるでしょう。また、配線をきれいに整えることで、生活感も軽減。デスク周りがすっきりとし、見た目もおしゃれになりますよ。
ケーブルのごちゃごちゃを解決する収納アイデア&コツ
それでは、ケーブルのごちゃごちゃを解決するための収納アイデアやコツをチェックしていきましょう。簡単ですぐにできるものばかりなのでおすすめです。
ケーブルを引っかける
フックなどに、ケーブルの長さが余ってたるんだ部分をまとめてかける方法です。具体的なアイデアとして、ケーブルを机の脚の内側に這わせる、家具や壁の縁に沿わせるように固定する、などが挙げられます。ケーブルをクリップの様にはさんでとめられるグッズも便利ですよ。
テープやバンドを使ってケーブルを束ねる
1本ずつバラバラになっているケーブルを、1束にまとめるだけですっきりした印象に変わります。ケーブルを束ねるアイテムとしておすすめなのは、100均などでも購入可能なマジックバンドや結束バンドです。
マジックバンドは、自由に長さをカットできて無駄なく使えるアイテム。結束バンドは、ケーブルをしっかり固定でき、ハサミで切ることで簡単に外せます。ただし、きつく留めてしまうと断線や通信障害を引き起こす可能性があるので、十分注意しましょう。
デスクの裏にケーブルを隠す
床のケーブルをすっきりと無くすには、デスク下の死角に電源タップやケーブルを乗せる用のラックを設置するのがおすすめです。ワイヤー製のかごラックを使えば、熱がこもる心配もなく安心でしょう。
DIYできそうなら自作するのも良いかもしれません。100円ショップなどで購入できるワイヤーネットに、結束バンドなどで電源タップやケーブルを固定します。あとは、それをデスク下に隠して収納するだけです。
収納ケース・ボックスを活用する
常時使わないケーブルは、見つけやすく取り出しやすい収納方法がおすすめです。引き出しの中や収納ボックス内に仕切りをしたり、中身が見えるポーチやスライダー袋などを使ったりして、ケーブルを収納してみましょう。ポーチや袋を使う際、ラベルを貼るなど工夫すればさらに見つけやすくなりますよ。
ケーブル類の収納・持ち運びにはバッグ型収納が便利
「ケーブル類を出しっぱなしにしたくない」「使う度に持ち運ぶのは大変」「室内に収納できる場所が見当たらない」…これらの悩みを解決する便利グッズが、カバン型収納やラック型収納です。ここでは、在宅ワークで使うアイテムをきれいに収納できる、機能的な商品を紹介します。
THIRD FIELDの「フラットPCバッグ」
THIRD FIELDの「フラットPCバッグ」は、ノートPCとその周辺機器を収納するスマートなPCバックです。電源コードをまとめるコードホルダーあることで、すっきりとフラットに収納できます。メインポケット部分は広く開口。中身を取り出すのも片付けるのもスムーズに行えますよ。
WORK FIT HOMEの「テレワーク用ツールスタンド ラクモバ」
仕事に必要なものをまとめて収納できるアイテムです。複数のポケットが付いているので、アイテムを仕分けして収納できます。また、上部に取っ手が付いていて持ち運びにも便利。仕事スペースの移動がスムーズに行えるでしょう。
カウネットの「ミーティングバッグ A4サイズ対応」
PC・タブレットなどの端末や書類をまとめて収納できるバッグ。付属の仕切り版を移動させれば、自分の使い勝手に合わせてバッグ内を仕分けできます。また、仕切り版はナイロン素材でできているため、タブレットなどの画面が傷つく心配もありません。使わない時にはバッグ本体を折りたためるので、省スペースで収納できますよ。
ケーブル収納をすっきり解決して、在宅ワーク環境を快適にしよう
在宅ワークを快適に行うためには、ケーブル収納を見直してみるのも1つの手です。ケーブル類をきれいに収納することで見た目がすっきりし、おしゃれで使い勝手の良いデスクに。環境が整備されれば、在宅ワークによるストレスも軽減するかもしれません。ごちゃごちゃ配線にさよならすべく、自分に合ったケーブル収納を試してみてください。
収納について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
デスク周りの収納術。今すぐ知りたい整理のコツ&アイデアを紹介
在宅ワークの機会が増え、自宅のデスク周りが整理できず困っている人も多いはず。デスク周りが散らかる原因を突き止め、さらにコツを押さえて整理することで、快適な空間が作れます。…