文房具を収納する3つのコツ
まずは、文房具を収納する3つのコツを紹介します。ついつい放っておくと、文房具は散らかってしまいがち。すっきりと収納することで、使う時も元の位置に戻す時も楽になりますよ。
①文房具の種類で収納を分ける
ペンやテープなど、文房具を種類別に収納してみましょう。種類で分けておくと在庫管理がしやすくなり、ストックが少なくなってきた時にすぐに気づけます。さらに、サイズや形で分けて収納すれば見た目もすっきりします。もし、サイズが小さく形が違う文房具の収納に迷った場合は、使うシーンや収納容量などの機能性を考慮し、ペンケースや筆箱を使うのもおすすめです。
②使う頻度・用途によって収納を分ける
使う頻度・用途別に分けて収納するのも良いです。使う頻度が高い物は、使う場所の付近に置いておくとすぐ手に取れます。使う頻度が低い物は、引き出しに収納すれば見た目がすっきり。また、仕事用や梱包用などの用途別にすることで、使いたい時に探す時間が短縮できるほか、自分以外の家族が使う時にも探しやすくなります。
③ラベルを貼る
ラベルを貼れば、パッと見ただけで物の在処が分かります。少々大変かもしれませんが、「クリップ」などのように収納グッズや物の一つ一つにラベルを貼ってみましょう。一緒に暮らす家族みんなにとって分かりやすいだけでなく、元の場所に物を戻しやすくなって、後片付けが楽になるはずです。
【場所別】文房具の収納アイデア
次に、文房具を収納するアイデアを場所別に紹介します。種類・使う頻度・用途で文房具を分けたら、場所に合わせた使いやすい収納を考えることも重要です。
【卓上】立てて収納する
卓上に立てて収納すると、すぐに使いたいペンやハサミなどが取り出しやすくて便利です。その際、仕切りケースやペン立てを活用してみましょう。仕切りのある収納グッズなら、種類や形状が違う文房具を分類できるので、ごちゃごちゃになる心配がありません。コピー用紙や封筒などの紙類は、ファイルボックスに入れて立てておくと取り出しやすいですよ。また、電源タップを収納できるタイプを選べば、作業中にPCやスマホの充電もできます。
立てる収納におすすめなのが「ツールペンケース<ネオクリッツ シェルフ>」です。ペンや定規などを入れておくスペース、物が動きにくいようにできる横バンド、クリップを入れられる前ポケットなどがあります。持ち手が付いているので、バッグに入れていても取り出しやすいです。
卓上で散らかりがちなペンや電卓、印鑑やケーブル、書類などの収納には、「WORK FIT HOME 充電・収納ステーション ケーブルイン」がおすすめです。電源タップを入れれば、スマホやタブレットを立てかけたまま充電可能。加えて書類を入れておけるスペースまであり、卓上の文房具・書類を一括して収納できます。
【引き出し】深さに合わせて収納を変える
引き出しには、「とりあえず…」と何も考えずに文房具を詰め込みがちです。浅い引き出しは、仕切りケースを使って文房具を整理すると、中で物が乱雑にならずサッと取り出せます。
一方、深い引き出しはチャック付きの袋に文房具を入れ、ファイルボックスやブックスタンドに立てて収納すると良いでしょう。用途別に袋を分けることで該当する作業に応じて袋を取り出せて、戻す時も袋のまま片付けられます。
【壁】マグネットを活用して収納する
マグネットを使って壁に文房具を付けておくと、物を探す手間が省けます。マグネット付きのボックスなどにペンやメモ用紙を入れておくと、何も考えず簡単に取り出せて便利。また、マグネットと複数のポケットが付いているウォールポケットを組み合わせれば、より多くの文房具を収納できます。
作業中に散らかりがちなデスク周りの収納については、こちらをごらんください。
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【ニーズ別】文房具の収納アイデア
文房具を収納するには、見た目の美しさに加えて機能性も重視したいところ。続いては、「なるべく物を隠したい」「おしゃれを重視したい」「持ち運びたい」というニーズを叶える文房具の収納アイデアを紹介します。
【なるべく物を隠したい】扉付き・フタ付きの収納を選ぶ
リビングやオフィスなどの物をなるべく隠したいなら、扉付きのチェストやカラーボックスに収納するのがおすすめです。もし、卓上に出している物の中身を見えないようにしたければ、フタ付きのケースや透明でないケースを選ぶと良いでしょう。ラベルを貼っておけば、外から見えなくても中に入っている物が分かるので、迷わずに済みます。
透明なケースに書類を入れる際は、ケースの中に画用紙やおしゃれな包装紙などを入れて、中が見えないようにする工夫をすると良いです。おしゃれなデザインの包装紙なら気分が上がるかもしれませんよ。
「収納ボックス<NEOS>」は、オフィスや自宅のワークスペースの美観を保ちつつも、物をたっぷり収納できる優れものです。フタ付きなのでホコリから守れ、積み重ねても使えます。カラーはブラックとホワイトの2種類です。
【おしゃれを重視したい】色・デザインをインテリアに合わせる
部屋の中を見渡した時に目に入る場所なら、収納グッズの色・デザインをインテリアに合わせるとおしゃれに見えます。木目調などさまざまな色、家や花の形のアイテムなどデザインは幅広いです。自宅のインテリアに合うアイテムを探してみてはいかがでしょうか。もし、お気に入りのデザインがなかなか見つからない場合は、自分で収納グッズをデコレーションするのも良いですよ。
インテリアになじむ収納グッズがほしい人におすすめなのが、THINK OF THINGSの「ANY BOX」です。紙製のファイルボックスが基本形ですが、別売の金属パーツとの組み合わせ次第で、形や用途を変えられるのが魅力的。例えば、金属のフレームに入れるとトランクやトロリーとなり、ハンドルを付けると引き出しやカバンに変わります。パーツはバラ売りされており、使い方に合わせて選べますよ。
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【持ち運びたい】持ち手付きの収納グッズを選ぶ
持ち手付きの収納グッズは、使いやすく持ち運びもできて便利。持ち手があるので、引っかけて収納することも可能です。バッグなどに入れられる大きさであれば、持ち手を引っ張ってバッグから取り出せるでしょう。
文房具と一緒にスマートフォンの充電コードやイヤホンなどを持ち運ぶ際は、「スタンドツールポーチ(THIRD FIELD)」がおすすめです。サイドの固定ベルトを留めて卓上に自立させれば、省スペースで文房具を収納できます。また、開口部が前方に広がるので、中の物が取り出しやすいのも魅力です。カラーはダークグレー、ライトブルー、ベージュの3種類があります。
文房具を収納して、作業環境をすっきり整えよう
文房具にはさまざまな種類があるため、どうしてもバラバラになりやすいです。「後で片付けよう」と思っているうちに、どんどん散らかってしまうこともあるでしょう。作業を効率よく進めるためにも、ここで紹介したコツやアイデアを参考にしたりグッズを活用したりして、文房具を収納してみてください。