前編はこちら|今日、ウチでなに飲も?【4杯目】ドリップで気分を変えよう!チャンピオンS級編
こんにちは! 在宅百貨編集部員のむーさんです。今回はネスレ日本株式会社さんのご協力により、バリスタ世界チャンピオンの粕谷 哲さんにご登場いただくという夢のような企画が実現しました!在宅ワーカーの気分を変える「粕谷流」の抽出方法を紹介頂きます!
ミスして落ち込んだ時に立ち直りたい「なぐさめプレス」
フレンチプレス、スケール、ケトル
【淹れ方】
例)コーヒー粉(中挽き):20g
お湯:375g
120gのお湯を注いで30秒蒸らします。残りのお湯を全て注いでから3分経ったらプレス。全体にお湯が行きわたるよう、お湯を注いだ後にスプーンなどでゆっくり攪拌してもOK。全体の目安時間は3分半です。
むーさん
ドリップではなくプレスなんですね。粕谷さんはどんな時にフレンチプレスを使いますか?
粕谷さん
用意したり片付けるのが面倒くさい時かな。ドリップと違って、お湯を注いだ後の待ち時間は眠くなっちゃう(笑)。ということは、元気な時より、へこんでいる時に使っているのかも。
むーさん
なるほど、それでなぐさめプレスなんですね!待っている間は一人反省会、って感じですね(笑)。
粕谷さん
不安や不満を押しつぶして、清らかな気分になれそう。
ひとり反省会中
粕谷さん:コーヒー豆に悩みを込めて、「ありがとう」っていう気持ちでね。
むーさん:最後のひと押しが済んだら「反省終了」って切り替えられる気がします!
「座る気力もないときに寝ころびプレスもできます(粕谷さん)」
自分に喝を入れたい時の「ぶちあげドリップ」
ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー、スケール、ケトル
【淹れ方】
例)コーヒー粉(細挽き):20g
お湯:250g
クルクルと円を描いてコーヒーの粉を大きく動かすように一気にお湯を注ぎ切ります。コーヒー豆の挽き具合は、1分半程度でお湯が落ち切るくらいがベスト。粗過ぎても細か過ぎても、風味が出なかったり、逆に雑味などが出てしまうので注意です!
簡単すぎて、美味しすぎて、この笑顔です!
粕谷さん:お湯を一発で注ぎ切ってしまうところですね。お湯を思いっきり注ぐのも楽しいですし。あと、是非見て欲しいのは最後。お湯が落ち切った後の姿を見たら、皆ぶち上がるはず!
むーさん:うわ!めちゃくちゃ綺麗にドリッパーに沿って凹みができてますね。(写真参照ください!)一気に水位を上げて、気分も上げる。楽しいですね!
むーさん:それはおうちドリップとしても相性がいいですね。時短にもなるという。
粕谷さん:普通のドリップより味の輪郭がはっきりしていて、淹れている時の気分も違いますからね。焙煎したての豆ならではのモコモコ感で気分も上がる、と言えなくもないですね(笑)。
むーさん:ありがとうございます(笑)。あとは、それぞれのぶち上がる音楽をかけながら、さらに高めていただきたい!
おまけのテクニック
張り切ってさあスタート!と思ったら・・・
まずコーヒーを淹れる前からイエローカード!!ピピーッ‼︎
初っ端からご指摘をいただくむーさん
むーさん:なるほど…!あの淹れ終わった跡が美しいのはここから始まってるんですね。
ペーパーがドリッパーにしっかり密着するようにお湯を注ぎましょう!
むーさん:ぶち上げ!といえども、事前の準備は丁寧に、ですね。
気を取り直して再挑戦・・
そして何より美味しいんです・・・!
恐れることなく思いっきりぐわんぐわん回し淹れてみましょう。
ちなみに、むーさんのぶち上げソングはB’zのウルトラソウル!(ハイ!!)
コーヒーは自分の気持ちを写す鏡
粕谷さん:コーヒーは、淹れた時の自分の気持ちやメンタルを写す鏡だと思っていて。たとえばお店が混んでいるときに、焦って注いでしまうと味に出てしまう。だから、コーヒーを淹れることは、自分と対話することだと思っています。
むーさん:なるほど! 在宅ワーカーの皆さんにも自分の状態に合わせて、いろいろ試してみてほしいですね。
むーさん:皆さんにとって、おうちコーヒーがもっと楽しく、在宅ワークがもっと楽しくなりますように!
おしまいまで読んで頂きありがとうございました!
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