子連れでワーケーションなんて無理?3家族で親子ワーケーションに行ってみた!<③振り返り編>

子連れでワーケーションなんて無理?3家族で親子ワーケーションに行ってみた!<③振り返り編>

リモートワークが普通になったことで可能になった働き方、「ワーケーション」。でも、働き盛りのご家庭には、小さなお子さんがいるケースも多いですよね。そこで・・在宅百貨メンバーで、親子ワーケーションに行ってみよう!という話が持ち上がりました。思い立ったが吉日、考えるより行動に移すのが在宅百貨の良いところ。3歳・4歳・5歳の子供達を連れてのワーケーション、果たして成立するのでしょうか!?

在宅百貨編集部員のむーさんです!

親子ワーケーションは成立するのか?という壮大なテーマのもとに書き進めてきました当企画も、いよいよ<③振り返り編>を残すのみとなりました。
さてみなさま突然ですが、この4象限についてご記憶でしょうか。
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「え、なにこれ」という方は、<①構想編>からお読み頂くのが良いと思います!
子連れでワーケーションなんて無理?3家族で親子ワーケーションに行ってみた!<①構想編> -

子連れでワーケーションなんて無理?3家族で親子ワーケーションに行ってみた!<①構想編> -

子連れでワーケーションなんて無理?3家族で親子ワーケーションに行ってみた!<①構想編> -

リモートワークが普通になったことで可能になった働き方、「ワーケーション」。でも、働き盛りのご家庭には、小さなお子さんがいるケースも多いですよね。そこで・・在宅百貨メンバーで、親子ワーケーションに行ってみよう!という話が持ち上がりました。思い立ったが吉日、考えるより行動に移すのが在宅百貨の良いところ。3歳・4歳・5歳の子供達を連れてのワーケーション、果たして成立するのでしょうか!?

当初の<①構想編>では、「親と子供」「仕事と休暇」の4象限(上の図ですね)から4つの検証項目を設定しました。

 ①大人はどれくらい仕事をできるのか(質・量)
 ②子供たちに学びはあるのか
 ③親は休暇を楽しめるのか
 ④子は休暇を楽しめるのか


今回の<③振り返り編>では、この4つの検証項目を中心に今回の旅を振り返り、「親子ワーケーションは成立するのか?」について我々なりの結論を出したいと思います!

ではさっそくいってみましょう~

①大人はどれくらい仕事をできるのか(質・量)

結論:「なんとかなる(笑)」
むーさん:結論から笑っちゃってますけど(笑)

カミヤマ:まあ、普通に8時間やるのはまず無理だよね。苦行になってしまう。

むーさん:それは最初から考えていませんから。

ゆーさん:でも、何だかんだで6時間くらいは仕事ができました。電車で2時間、ホテルで2時間、夜も子供が寝た後で2時間くらい。事前に全員の会議予定も把握してスケジュールング出来ていましたので、遠慮なく子守りをお任せできるのがとても心強かったです。

むーさん:私も同じくらいですね。大人3人ともが大事な会議が被りすぎると結構厳しかったかも笑。仕事タイムでも大人1人は個人ワークで居ると安心ですね。個人ワークは成立しないと思いきや、キッズ同士で遊んでくれるので、娘とマンツーでの在宅勤務よりは遥かに集中できました!!

カミヤマ:仕事メインというよりは、いくつか予定が入っていたり、やらなきゃならない仕事があっても子供と旅行に行ける、しかも空いている平日に!っていうのが、ひとつの良さかなと思ったね。

ゆーさん:でも、6時間仕事してても、記憶の8割はバケーションですから、得した気分ですね(笑)

むーさん:うーん、ポジティブ!
多用は禁物ですが、最終手段はYou Tube!

多用は禁物ですが、最終手段はYou Tube!

②子供たちに学びはあるのか

結論:「めちゃくちゃある・・これが一番のメリットかも」
カミヤマ:正直、これが今回一番の収穫だった気がする。

ゆーさん:本当にそう思います。

むーさん:同じく!

カミヤマ:子供にしてみたら、「知らない人との旅行」って、大冒険だからね。すごく刺激的だったみたい。家族だけでいる時とは違う表情がたくさん見られたし、普段よりも素直に話を聞いてくれたり、大人の手伝いみたいなことをしてくれたり・・ほんと「父ちゃんは嬉しいよ!」って感じで(笑)

むーさん:うちの子(はるちゃん・3歳)は、私がそばに居ると「ママがいい!マママママ…(号泣)」となるのがいつものパターンだったので、正直仕事なんて出来ないだろな…と思っていたんです。でも、夢中でキッズ同士で遊んでくれている姿を見て成長を感じて・・泣きそうになりました(笑)

カミヤマ:いや、はるちゃんは本当に、おもちゃを譲ったりとか、「ママママ!」となった時にも、しばらく経つと、グッとこらえたりとかしてて、おお・・!と思ったよ。

むーさん:そうなんですか・・(泣)

ゆーさん:我が家も、恥ずかしがり屋の息子(よしくん・4歳)があんなに早く溶け込んでくれて、本当にうれしかったです。私が1時間とかの会議でそばにいなくても全然平気でした。

カミヤマ:いやなんなら、よしくんがいちばん落ち着いてたよ(笑)

ゆーさん:初めて会った子たちと一緒に遊んで、自分の感情や意思を表現しながら他者の存在や視点に気づき、協力的な学びも得られます。幼少期はいろんな感覚が育つ時期ですからね。ついつい、家族だけで過ごしがちですけれども、いろんな体験をさせてあげたいですよね。

むーさん:どんどん成長する子供たちにとっては、いましかできない、まさに「プライスレス」な体験ですよね!本当に行って良かったと思います。
シャボン玉で大はしゃぎ!かわよ・・2日目には譲り合うこ...

シャボン玉で大はしゃぎ!かわよ・・2日目には譲り合うことも出来ていました

③親は楽しめるのか

結論:「疲れたけどめちゃくちゃ楽しかったしリフレッシュできた、オマケに結束感も出た」
カミヤマ:二人とも、トラブル対応なんかもあってめっちゃ大変そうだったけど・・(笑)

むーさん:正直・・めちっっっちゃくちゃ楽しかったです~

ゆーさん:ですね、間違いなく!

むーさん:子どもとの在宅勤務って、仕事も育児もどっちつかずでめちゃくちゃ精神的にやられることが多くて。でも、今回は他のメンバーにある程度任せられるし、自分も楽しみたい!ていう気持ちが大きいので、いつもより進みが良くて(笑)子どもたちともどっぷり遊べるし、本当にめちゃくちゃ楽しかったです!ええ、肉体的にはめちゃくちゃ疲れましたけど(笑)

ゆーさん:普段はプライベートに仕事を持ち込まない主義ですけど、今回の体験で「これありかも!?」と思いました。どっちつかずになるかと思いましたけど、非日常的なシチュエーションだからなのか、気分転換がテンポよくできて、気分的には疲れを感じませんでしたね。あ、私も肉体的にはめちゃくちゃ疲れました(笑)

カミヤマ:ほんと疲れたけど、楽しかったよね。伊豆という身近なの観光地だったけど、シチュエーションが本当に「非日常」って感じで。子供たちのやりとりはかわいいし、親も一緒になって遊んで、精神的にめちゃくちゃリフレッシュしましたね。間違いなく、もう一度行きたい!

ゆーさん:恒例にしましょう!

むーさん:来年はぜんぜん手がかからなくなってたりしたら・・泣きます(笑)
大人もキッズも、海では我を忘れて大はしゃぎしました

大人もキッズも、海では我を忘れて大はしゃぎしました

④子は楽しめるのか

結論:「ワーケーションって何よりも楽しい!(ゆうとくん)」
カミヤマ:ゆうとは、初日の段階で「ワーケーションって、何よりも楽しい!」という名言を吐きましたので・・

むーさん:最高でしたねあれ(笑)

カミヤマ:いやでも、冗談抜きで生まれてからいちばん楽しかったと言ってた(笑)最初は、「帰りたい!(泣)」とか言われるかと冷や冷やしてたんですけど、行く1週間くらい前から楽しみにしていて、当日も終始ご機嫌で、帰ってからも家族に、「一緒に熱川行こう!」と提案してたし・・ほんと心から満喫できたみたい。

ゆーさん:うちの子も、帰ってきてから何回も「またみんなとあそこ一緒にいきたい!」と言ってました

むーさん:最高じゃないですか(笑)

カミヤマ:はるちゃんも、最後お別れの時「バイバイいやだ~!!」って大泣きしてたよね。おれも泣きそうだったわ・・

むーさん:あれから1ヵ月経ちますけど、海(熱川)行きたい!て言いますよ。

ゆーさん:編集長、次いつにしますか?(笑)
「また来るね~!!」

「また来るね~!!」

親子ワーケーションを成功させるための5W1H!

最後に、親子ワーケーションを成功させるための5W1Hを我々なりにまとめてみました。
検討されている方は、ぜひ参考にしてみて下さい!

①When/時期

・「閑散期」を狙う

ワーケーション先により、それぞれのベストシーズンはあるものの、一言でいうとワーケーションだからこそ「閑散期」が狙いです。
今回だとGW直前で、熱川の海水浴シーズンでもなかったため、混雑することなくのんびりできたのだと思います。

②Where/行先

・特急で行ける
電車一本で行ける、など移動のしやすさはとても大事。
東京から1本で行ける熱川はほんとうにおすすめできます!

・ファミリー客に慣れている宿泊先(子どもの食事やアメニティなど)
貸切会議室またはコワーキングスペースなどがあればなおよし。事前予約可否もあわせて確認。
ごはんは2食付きがラク!(考える時間はない!)

・雨でも遊べるレジャー施設がある
今回は運良く晴天に恵まれましたが、雨が降ったら・・とドキドキしました。
天候に影響されないアクティビティがベストなのは間違いありません。

③Who/参加者

・同じ職場でお子さんの年齢が近いメンバー

子供が多すぎても大騒ぎになるので(笑)、3家族はベストだったなと思います。
あとは、子ども同士が楽しく遊べることも目的の一つとすると、同年代を意識したいところ。ある程度の我慢が出来る、年少さん以上くらいが理想かと思います。

④What/持ち物

・いつものおもちゃやお菓子
子どもたちで交換したり、一緒に遊んだりできます。最初の「アイスブレイク」にとても有効

・塗り絵やシールブック
時間稼ぎに有効。電車の中や大人が仕事している際に、子どもたちもワークできる(笑)

・新しいおもちゃやえほん
最初から出さないことが重要です。
おもちゃの取り合いや大人たち全員仕事など、いざという時の秘密兵器として頼れます。

・タブレット
今回はスマホでしのぎきりましたが、iPadがあればみんなで見れて良いですね。
ゆうとくんが持参したこどもチャレンジのタブレットが大人気!奪い合いになりました。

⑤How/実現方法

・細かく予定を立てる
最低でも子供の面倒を見る人がひとりは必要。
大人の仕事時間がかぶるとどうにもならなくなるので、必ず事前に確認・調整しておきましょう。

・仕事量は想定よりできないことを前提に
まあ思った以上に仕事は出来ないので、そのつもりで。

・移動時間は多めに見積もる
当たり前ですが、子供は大人のようにまっすぐ歩きませんので、移動時間は倍程度で見積もりましょう。


以上です。
最後にあらためて・・・

親子ワーケーション、親にとっても子にとっても、超絶お勧めです!!

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